VTuberとして活動したいけど、活動の始め方が全くわからず、
「私はVTuberになれない…」
とVTuberになることを諦めている方はいませんか?
VTuberになりたいという気持ちが強くても、
なり方がわからないとなかなか最初の一歩を踏み出せませんよね。
弊社では2000人以上のVTuberとお仕事をさせていただき、現在もVTuberの活動のサポートやVTuberを起用した事業を多く実施させていただいております。そこで知り得た知見を活かして、今回はVTuberのなり方を徹底解説いたします。
VTuberデビューするまでに何を行う必要があるのか?
またVTuberになるために必要な資格や配信機材についてもご紹介。
今後VTuberを作りたい企業の方も参考になると思いますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
VTuberの始め方:代表的な4つの方法を解説
まずVTuberとして活動していく上での第一ステップ「VTuberの始め方」について説明します。
VTuberを始める方法は主に4種類あります。
- 事務所に所属してVTuberデビューする
- 自分で準備してVTuberデビューする
- 企業と一緒にVTuberデビューする
- VライバーからVTuberデビューする
上記の4種類の始め方には、それぞれにメリットとデメリットがあるため、
自分の活動方針に合わせて「VTuberの始め方」を決めていく必要があります。
① 事務所に所属してデビューする
こちらは事務所から所属のスカウトを受けたり、自らオーディションを受けて、
オーディションの審査に合格し、VTuber活動を始める方法になります。
(事務所に所属しているVTuberを「企業勢VTuber」と言います)
下記の図はVTuber事務所のカオスマップです。現在上記に掲載されている事務所以外にも多くのVTuber事務所が存在しており、VTuber業界が盛り上がるほど事務所の数は増加し続けています。

画像引用:【2023年最新版】VTuber/Vライバー事務所カオスマップを無料公開しました。
「VTuberになりたい!」と思った時に真っ先に思いつくのは「VTuber事務所への所属」だと思います。
次に、VTuber事務所に入るメリットとデメリットをご紹介します。
・VTuberになるために必要な知識を事務所から教えてもらえるため、自らVTuberになる方法を勉強する必要がない
・事務所のサポートを受けながらVTuberデビューができるため、デビュー前に必要な準備を手伝ってもらえる
・事務所の活動ノウハウを駆使してVTuberデビューまでの準備ができるため、VTuberデビュー後に人気が出やすい
・費用については事務所で負担してくれることが多い(負担してくれる範囲については事務所ごとに異なります)
・事務所のコンセプトに合わせた活動をしなくてはいけない
・VTuber活動で得た収益を事務所と分けなくてはいけない
この場合は事務所が持っているVTuberに関するノウハウを駆使して活動を始められるので、自分に大きな負担がかからずにVTuber活動を始めることが可能です。
また事務所のサポートを受けながら活動を行うことができるので、デビュー後も安心してVTuber活動に専念できます。
ただ事務所に所属することで、活動を行う中で得た収益は事務所と分けあう必要があるため、収益は実際に稼いでいる分よりも少なくなってきます。
事務所に所属してデビューしたVTuberの例
事務所に所属してデビューしたVTuberの例としては、
などが挙げられます。
● 壱百満天原サロメさんの例
特ににじさんじ所属の「壱百満天原サロメ」は所属事務所である「にじさんじ」の高いプロデュース力を駆使して、初配信から14日後にYouTubeのチャンネル登録者数が100万人を突破しました。
また「にじさんじ」という大手事務所からのデビューであり、壱百満天原サロメはデビュー前からかなり注目をされていたことも追い風となって、デビュー当初から高い人気を得ることができました。
やはりVTuberとしてデビューする上で「事務所の力を借りる」というのは、VTuberとして人気を得て活躍をするために非常に効果的であることがわかります。
② 自分で準備してデビューする
VTuber活動を行う方法として、事務所に入らないといけないというイメージを持ちがちですが、実は事務所に入らずにVTuberとして活動を行うことも可能です。
(事務所に入らずに個人で活動しているVTuberのことを「個人勢VTuber」と言います)
事務所に入らずに自分でVTuberになる準備を行い、「個人勢VTuber」として活動を行っていくメリットとデメリットを紹介します。
・自分で全て自由に行える
・キャラクターデザインを制作する際に自分の好きな絵師さんにイラストを発注できる
・制約がないので配信方針を自分で決めることができる
・VTuberになる方法や活動方法について自ら勉強しなくてはいけない
・VTuberとしてデビューするための費用や活動中にかかる費用は自分で全て負担しないといけない
個人勢の場合はVTuberデビューまでにやらなくてはいけないことを全て自らの手で行っていく必要があるため、デビューまでに時間もお金もかなりかかってしまいます。
ただその分自分で自由に決められるので、自分の理想とした活動を行うことが可能となってきます。
<自分で準備してデビューしたVTuberの例>
自分で準備してデビューしたVTuberの例としては、
・天羽しろっぷ
・星街すいせい(ホロライブプロダクション所属)
・葛葉(にじさんじ所属)
などが挙げられます。
●天羽しろっぷさんの例
「天羽しろっぷ」さんは自らVTuberデビューするために準備を行い、現在も事務所に入らずに個人で活動している「個人勢VTuber」です。
実体験からなる「電気代」ネタや「身バレ」ネタがTwitter上でバズり、現在「個人勢」として人気のかなり高いVTuberの1人になります。
●星街すいせいさんの例
また現在「ホロライブプロダクション」に所属している「星街すいせい」さんは、もともと個人勢としてVTuberデビュー。当時は自身のキャラクターデザインやLive2Dの設定、動画の編集全てを自分自身で行っていました。
その後「ホロライブプロダクション」への所属が決定し、今や地上波のテレビに出演するなど国内で人気が高いVTuberの1人です。
このように、VTuber活動は自分で始めることができ、実際に自分でVTuberとして活動を始めて現在大活躍しているVTuberというのは少なくありません。
③ 企業と一緒にデビューする
VTuberを作りたい企業からオファーを受けたり、VTuberを作りたい企業が開催するオーディションに参加して合格し、VTuberとしてデビューしている方もいらっしゃいます。
この方法でVTuberデビューをする方は非常に稀な例ではありますが、この場合のメリットとデメリットを紹介します。
・企業からサポートを受けながら、VTuberデビューができる
・基本的に企業が費用を全て負担してくれることが多い
・企業が作りたいVTuberのイメージに合わせて活動を行わなくてはいけない
・企業VTuberとしての活動方針が決められた状態で活動をしなくてはいけない
・VTuberとして人気になる方法は、自分でも勉強しなくてはいけない
やや「① VTuber事務所に所属してデビューする」場合とデビュー方法が似てはいますが、大きな違いとしては企業は事務所が持っているVTuberを人気にさせるノウハウがないという点です。
企業のイメージキャラクターとして宣伝はしてくれるので、必然的に多くの人の目には入るものの、VTuber自体に多くのファンがついたり、VTuberとしての活動が軌道に乗流といった確証は持てません。
しかし、企業からは活動を行う上でのサポートは少なからず受けることができ、また費用面も負担してもらえるため、もし自分の中にVTuberとして活躍していくノウハウがある場合はおすすめのVTuberの始め方になります。
<企業と一緒にデビューしたVTuberの例>
企業と一緒にデビューしたVTuberの例としては、
・燦鳥ノム(「サントリーホールディングス株式会社」公式バーチャルYouTuber)
・ポポナ(「NGS」オフィシャルVtuber・セガ公式Vtuber)
などが挙げられます。
●燦鳥ノムさんの例
「燦鳥ノム」さんは飲料メーカー「サントリーホールディングス株式会社」の公式バーチャルYouTuber。
企業と一緒にデビューしたVTuberであり、実際に「サントリー」のPR活動も行いながら、一般的なVTuberが行う配信活動なども並行して行っています。
このように企業と一緒にVTuberデビューする場合は、一般的なVTuber活動を行いながら、企業のPRを並行して行っていくことになります。
企業のPR活動というのはVTuberとしてそれ相当の人気がないと行うことができないため、多くのVTuberができるようなことではありません。企業のPR活動というのは人気が高く、かつかなり希少な活動になってきます。
もし企業のPR活動を行うVTuberになりたい方は、企業と一緒にVTuberとしてデビューするのを目指してみると良いかもしれません。
④ VライバーからVTuberに転身してデビューする
RAELITYやIRIAMなどの配信アプリで活動していた配信者(主にVライバー)が活動方法を変えて、VTuberとしてデビューする場合もあります。
もともとは配信者として活動をしていて、その後VTuberデビューをして活動を行うメリットとデメリットを紹介します。
・Vライバーとして活動していた時にファンだった方が、VTuberデビュー後も配信に遊びに来てくれることが多い
・ファン作りを一から行う必要がない
・配信のスキルが高い状態でVTuberデビューを行うことができる
・VTuberのなり方について自分で勉強しなくてはいけない
・費用は自分で全て負担しないといけない
・VライバーとVTuberで活動方法や配信ジャンルが異なってくる
<元々Vライバーとして活動していたVTuberの例>
元々Vライバーとして活動していたTuberの例としては、
などが挙げられます。
●吉良きらりさんの例
現在個人勢VTuberとして活躍している「吉良きらり」さんは、元々「IRIAM」と呼ばれる配信アプリでVライバーをしていましたが、今はVライバーだった経験を活かしてVTuber活動を行なっています。
他にもVライバーとして活動していた時にVTuberオーディションに参加したり、事務所スカウトを受けたのをきっかけに、事務所に所属してVTuber活動をするといったパターンもあります。
VTuberになるため(作るため)の手順とは?
VTuberになるための手順ですが、基本的に下記の流れで進められます。
<個人向けVTuberになる手順>
自分で準備をしてVTuberデビューする場合やVライバーからVTuberデビューする場合は、「2.キャラクターデザインの制作〜5.VTuberデビュー」まで、全て自分で行う必要があります。
しかし、事務所に所属してVTuberデビューする場合や 企業と一緒にVTuberデビューする場合は、「2.キャラクターデザインの制作〜5.VTuberデビュー」までの手順を、事務所や企業が手伝ってくれるため、デビューをするまでの負担が軽くなります。
また企業の方がVTuberを制作する場合は、最初にVTuberとなる人を決める・もしくは募集する必要があります。
<企業向け:VTuberになる手順>
では、各々の手順でどのようなことを行わなくてはいけないのか簡単に解説していきます。
※「5.VTuberデビュー」についてはここでは省略します
① 魂を募集する(VTuberの中の人を集める)
こちらは主に企業の方がVTuberを作る場合に必要な手順です。
「魂」や「中の人」とはVTuberの活動を行っている存在のことを指し、VTuberを作る上で「魂」は必ず必要な条件になります。よって、企業で作りたいVTuberのイメージに合わせて外せない要素や必須事項を考えて募集を行いましょう。
例えば「魂」を選ぶ要素として「声」があります。「声」のジャンルは「かわいい声」や「かっこいい声」などさまざまなので、企業で作りたいVTuberのイメージに合わせた「声」を考えて選びましょう。
② キャラクターデザインの制作をする
次に「② キャラクターデザインの制作」ですが、基本的にイラストレーターさんに依頼をしてキャラクターデザインの制作を行います。
(※ VTuberのキャラクターデザイン制作を行っているイラストレーターさんを「絵師」と呼びます)
基本的にキャラクターデザインの制作は以下の手順で行われます。
- キャラクターコンセプトを決める
- 依頼先(制作会社や絵師さん)を探す
- 仕様と納期の決定
- 予算の策定・依頼する
- 制作と納品
まずはキャラクターのコンセプトを決めます。
基本的に自分の理想とするコンセプトで決めていただいて大丈夫なのですが、デビュー後の活躍を想定しているのであれば、VTuber業界で愛されるキャラクターを分析しながらコンセプトを決定しても良いかもしれません。
<キャラクターコンセプト>
・イラストのイメージ
・名前
・性別
・年齢
・洋服
・髪型
・空気感
・性格
キャラクターのコンセプトが決定したら、自分好みのイラストを描く絵師さんを探して、制作物の納期や費用など等を絵師さんと擦り合わせながら、キャラクターデザイン制作の依頼を行います。
「絵師・イラストレーター」の探し方
キャラクターイラスト制作の依頼先である「絵師」の探し方は、主に下記の2つの方法で行うことがほとんどです。
どちらの方法でも依頼前に必ず依頼したいのが、絵師のポートフォリオのクオリティ確認です。 ホームページを作ってポートフォリオを紹介している方やイラスト投稿サイトやTwitterにイラストを多く投稿している方が多くいらっしゃいます。
キャラクターデザインのクオリティは今後のVTuber活動に大きく影響してくるので、絵師の作品を一通り見て、絵師さんの技量をしっかり確認してから依頼を行うようにしましょう。
③ キャラクターを動かせるようにする
キャラクターデザインが用意できたからといって、VTuberとして配信を行える訳ではありません。
VTuberとして配信を行うためにはキャラクターを動かせるようにすることが必要です。
キャラクターデザインを2Dや3Dで動くようにすることを「モデリング」と言います。
主流のモデリング方法は2種類あります。
・2Dモデルで配信活動を行う「Live2D モデリング」
・3Dモデルで配信活動を行う「3Dモデリング」
基本的にモデリングもクリエイターへ依頼する必要があり、モデリングを担当する方のことを「モデラー」と呼びます。
モデリングを行う際に注意したい点は、「依頼するモデラーの選び」です。モデラーごとにモデリングの技術力が異なってくるため、誰に依頼するかしっかり検討することは非常に重要です。
モデリング次第で配信上でのキャラクターの動きの滑らかさが大きく異なってくるため、モデリングの技術がより高いモデラーに依頼した方がVTuberが自然な動きを行います。よって、予算と相談しながらできるだけ技術力の高いモデラーにモデリングの依頼を行うようにしましょう。
「モデラーさん」の探し方
キャラクターを動かせるようにモデリングを行う「モデラー」の探し方は、主に下記の2つの方法で行うことがほとんどです。
モデラーの探し方も、イラストレーターさんを探す場合とほぼ同じ方法で行います。モデラーを探す場合も、モデラーの技量を確認した上で依頼を行うようにしましょう。
例えば、そのモデラーが今までモデリングを担当したVTuberさんの動きを確認してみたりして、モデリングの技術力を確認をしてみると良いかもしれません。
④ 機材やツールの準備をする
VTuberとしてデビューするためには「機材の準備」が必要になってきます。
2Dで配信を行うか、3Dで配信を行うかで必要な機材は異なりますが、VTuberの配信方法として主流な2Dでの配信を行う場合は下記の機材が必要です。
・コンピュータ
・マイク
・Webカメラ
・配信ソフト
・トラッキングアプリ
機材を用意する上で注意したい点は多々ありますが、注意点の1つとして「パソコンのスペックの高さ」が挙げられます。
普段使用しているコンピュータのスペックでは対応できない場合があります。
キャラクターデザインを動かす場合は基本的に「Live2D(ライブツーディー)」というソフトを使用することがほとんどなので、「Live2D」が要求するコンピュータのスペックに合わせると良いでしょう。
<「Live2D」が要求するコンピュータのスペック>
・OS: Windows 10 (64ビット版、デスクトップモードのみ)
・CPU: Intel® Core™ i7シリーズを推奨
・メモリ: 16GB以上を推奨
・HDD: 200MB以上必要
・GPU: NVIDIA GeForce GTX 850M 相当以上
VTuberデビューまでに行っておきたい3つのこと
一般的なVTuberはYouTubeで初配信を行う前に「準備期間」を設けることが多いです。
「準備期間」の意味ははっきりと定義はされていませんが、配信活動を始める前の1ヶ月から2ヶ月ほどの期間を「準備期間」とし、その期間内でVTuber活動を行う上での準備を行います。
「準備期間」の期間内にぜひ行っておきたいこととしては、以下が挙げられます。
- TwitterなどのSNSアカウントの準備
- VTuberと仲良くなる
- イラストの制作
① TwitterなどのSNSアカウントの準備
まずはVTuberとしてのよく利用するSNSのアカウントを作成しましょう。
VTuberがよく利用するSNSといえば「YouTube」や「Twitter」になるため、デビュー間近でバタバタしないためにも早いうちに用意をしておくと良いですね。
またプロフィールやアイコンなどの細かな設定も事前にしっかり設定しておくと、VTuberデビューをした際にスムーズに活動を始められます。
「YouTube」や「Twitter」以外にも、「TikTok」など他のプラットフォームで発信活動を検討している場合もあります。
その他にも「PIXIV FANBOX(ピクシブファンボックス)」や「Lit.Lik(リットリンク)」、「BOOTH(ブース)」などの利用を検討している場合も早めに準備をしておくと良いでしょう。
VTuberがよく使用しているおすすめサービス
VTuberは配信活動以外でも、様々なサービスを使用しながら活動の幅を広げたり、ファンの方を楽しませたりしています。その中でも特にVTuberさんの中で利用者が多い、おすすめサービスを紹介させていただきます。
・PIXIV FANBOX(ピクシブファンボックス):クリエイター(VTuber)の活動を応援するためのファンコミュニティサービス
・Lit.Lik(リットリンク):YouTubeやTwitter、TikTokなどのSNSリンクをまとめる無料サービス
・BOOTH(ブース):無料でショップ作成や商品の保管、発送代行が可能なサービス
● pixivFANBOX
PIXIV FANBOX(ピクシブファンボックス)は、クリエイター(VTuber)の活動を応援するためのファンコミュニティであり、ファンがクリエイター(VTuber)を定期的に支援することができるサービスです。
芸能人でいう「ファンクラブ」のようなサービスであり、VTuberは定期的に支援をしてくれるファンに向けて、限定特典を用意してファンに感謝の気持ちを伝えます。
● lit.link
Lit.Lik(リットリンク)は、YouTubeやTwitter、TikTokなどのSNSリンクをまとめる無料サービスです。現在YouTuberやVTuberをはじめとする数々のインフルエンサーが利用しています。
無料かつ簡単に公式サイトのようなページが作れるため、非常に人気の高いサービスまたページ内には文字情報も記載できることから、VTuberの中には自分のプロフィールや活動実績を記載して、リンクのまとめページとしてだけでなく、自己紹介ページとしてもLit.Likは利用されています。
● BOOTH
BOOTH(ブース)は、無料で簡単にショップを作成を行うことができ、商品の保管や発送代行が可能なサービス。自分で制作したグッズをファンの方に匿名配送ができるため、商品発送の際の安全性の高さが魅力となっています。
誰でも気軽に出店ができることから、VTuberをはじめとする多くのインフルエンサーがの利用をしているサービスです。
② 宣伝活動を行う
VTuberとして配信活動を行う前に、自分の配信に視聴者が来てくれるよう自身の宣伝活動を行います。
いきなり配信活動を行っても配信に遊びに来てくれる人はほとんどいません。宣伝活動を行わずに初配信を行った場合、視聴者が0人だったということも珍しい話ではないのです。
よって、VTuberデビュー前の宣伝活動というのはとても重要になってきます。
大手事務所に所属している場合は、事務所の発信力やVTuberデビューの話題性によって、自分自身で宣伝活動を行う必要はなくなってきますが、大手事務所に所属していない場合や個人で活動を行っている場合は宣伝活動を行うことが必要です。
#この秋伸びるVtuber
— 凪乃ましろ🍽 (@Nagino_Mashiro) September 2, 2022
頭まっしろ 歌うぽんこつ#VTuber準備中 の凪乃ましろです🍽
歌うことと食べることが大好き!
遂に明日、9月3日21時〜初配信!
夏丸ごとかけて準備したパワーを
秋に爆発させたいと思います💪💪💪
✨🍽待機所🍽✨https://t.co/YiDnL3RBjO pic.twitter.com/6KvR0n2Rnt
宣伝活動の方法としては、Twitter上でのハッシュタグをつけた発信活動が基本となります。
まだ人気を獲得できていない準備期間・新人期間のVTuberは「#新人VTuber」や「#VTuber準備中」などの、ファンに注目されやすいハッシュタグを使って、Twitterでツイートを投稿するようにしましょう。
またVTubeファンとの繋がりだけでなく、VTuberと親睦を深めて横の繋がりを作ることも重要です。特に個人勢VTuberとして活動する方には重要になのは、VTuber仲間を作っておくこと。活動を行う中で発生するであろう悩みの相談を、VTuber仲間に気軽に行うことが可能です。
人見知りでなかなかVTuberに絡むことが難しいという方は、まずはTwitterで「挨拶」をしてみるところから始めてみてはいかがでしょうか?また企業案件などで一緒にイベントに出演したVTuberと仲良くなるという方法もおすすめです。
③ SNS・宣伝用イラストの制作
VTuberデビューをする前に、一枚絵や立ち絵などのイラストの準備を行っておきましょう。
Twitter上でVTuberとして発信活動を行う際は、文字のみのツイートよりも、イラストがついていた方が多くの方に見てもらいやすいです。
またツイートも1週間に1回よりも、毎日投稿した方が多くの方に見てもらえるチャンスが増えて、自分自身のファンの獲得がしやすくなってきます。よって、イラスト素材はツイート用に多めに用意しておくと良いでしょう。
通常の場合、絵師もしくはイラストレーターにイラスト制作の依頼を行い、立ち絵や一枚絵を準備します。
依頼をしたからといってすぐにイラストが制作されるわけではないので、VTuberデビュー日に合わせて準備を行うようにしましょう。
活動宣伝用のイラストに関しては、絵師を探す場合と同様に下記の方法でイラストレーターを探してみてください。
キャラクターデザインを依頼した絵師にイラストの作成をお願いする必要は決してありません。自分自身がイラストを描いていただきたいイラストレーターを探して依頼を行いましょう。
まとめ:なり方が分かれば誰でもVTuberになれる!
今回はVTuberになりたい方やVTuberを作りたい企業の方向けに「VTuberのなり方」について解説させていただきました。
VTuberになる方法はたくさんありますが、どの方法を選ぶかによってかかる時間や費用が異なってきます。VTuberとしてどうやって活動していきたいか、持ち合わせている予算などの条件に合わせて「VTuberになる方法」を選んでみましょう。
弊社ではVTuber活動に関して、数々のサポート・ノウハウの提供を行っております。
もしVTuberになりたい方やVTuberを作りたい企業の方がいらっしゃいましたら、ぜひお問合せください。