近年地上波のテレビや街中の広告で見られるようになってきた「VTuber」を、みなさんはご存じでしょうか?この記事をご覧いただいている方はVTuberの活用を検討しているけど、VTuberといったエンタメコンテンツがどういった市場なのかご存じではない方も多いのではないかなと思います。
「VTuber」はここ数年で誕生したエンタメであり、日本の文化でもある漫画やアニメの市場よりもまだまだはるかに小さい市場です。ただその分伸び代の大きい市場でもあります。
今回の記事では、急成長しているVTuberを活用してプロモーションを始める方法を解説します。またuyetで実施しているプロモーションの例も紹介させていただきます。ぜひ最後まで記事をご覧ください。
もっと具体的なVTuber活用や、事業者さまの業種ややりたいことに合わせたプロモーションアイデアを知りたい方は、
ぜひ弊社uyetのサービスページをご覧ください。
- VTuberと一緒に開催したい企画がある
- 現在VTuber活用を検討していて相談先を探している
- 自社の商品・サービスをもっと若い世代・多くの人に広めたい
日本最大のオンライン物産展の開催や、
有名なお店とVTuberがコラボした企画を展開。
ご予算や商品にあわせた最適な企画設計を行います。
ぜひお気軽にご相談ください。
VTuberを起用したプロモーションが増えている3つの理由
数年前まではVTuberは目新しく、多くの人が知らないようなエンタメコンテンツでした。しかしここ数年で、世の中での知名度が高まりつつあり、市場も急成長しています。
それと同時に、VTuberを活用したプロモーション企画が、多くの企業や自治体でも実施され始めています。、なぜ「VTuber」が活用される機会が増えているのか、その理由も解説いたします。
1.話題性があり、一般層にも注目される様になってきた
先ほどもお話した通り、VTuber業界は、数年前に誕生した新しいエンタメ業界です。近頃注目されているため新しいコンテンツをキャッチしやすい若年層には浸透しつつありますが、幅広い年齢層には、まだ定着していません。
そんな目新しいエンタメコンテンツであるVTuber、その目新しさから話題になりやすいです。キャッチーなものが話題になる今、VTuberは新しくまた面白さがあることから、幅広い年齢層から注目され始めています。
話題性のあるVTuberを活用してプロモーションを行うことで注目されやすくなり、多くの方への発信が可能となります。また商品やサービスのプロモーションを行った場合、企画の設計によっては爆発的な拡散やバズるといった販促効果で、大きな売上アップも見込めるかもしれません。
2.口コミ、ネットでの商品購入に強いZ世代を中心にアプローチできる
VTuberのファン層は10代後半から20代前半のZ世代から30代までが多く、VTuberを活用することで10代後半〜30代までをターゲットとしたアプローチが可能です。VTuberたちがYouTubeなどの生配信やX(旧:Twitter)で投稿を行うことで、Z世代に向けた発信やPRを効果的に行うことができます。
またZ世代はインターネット上での口コミに敏感で、口コミの評判から商品購入をするかしないかの判断材料とすることが多いです。
よって、SNS上での発信活動をメインとするVTuberを活用したプロモーションは、Z世代をターゲットとしてアプローチを行うことができ、PRのやり方次第ではZ世代の購買意欲を掻き立てることが可能です。
3.キャラクタービジネスとしてどんな業界市場ともコラボできるチャンス
VTuberは、キャラクタービジネス(IP事業)の一種です。
そのため「アニメ」や「漫画」などと同じようにIP(キャラクター)を活用してビジネスを行います。
現在「キャラクター」を活用したプロモーションは多く存在しており、下記がIPを活用したプロモーション事例になります。
IPを活用したプロモーション事例
①三越伊勢丹×艦これコラボ
② 呪術廻戦×東武動物公園コラボ
③ 「SPY×FAMILY」×東海汽船コラボ
このように「人気キャラクター」と他業界とのコラボは現在多く実施されており、最近ではVTuberを活用したコラボ事例も増えてきました。
よってキャラクターは他業界とのコラボしやすいコンテンツであり、キャラクタービジネスの一種であるVTuberもプロモーションの際に扱いやすいコンテンツとなっています。
VTuberを使ったプロモーションの依頼方法
VTuberを活用してプロモーションを実施したい場合、基本的にはプロモーションを得意とする専門企業、もしくはVTuber事務所に依頼することになります。
uyetでも企業様・自治体様のVTuberを活用したプロモーション依頼を受けております。
uyetに依頼した場合のプロモーション実施への流れや費用感を参考にしながら解説しますので、ぜひ参考にしてください。
依頼までの大まかな流れ
では、VTuberを活用したプロモーションを専門企業に依頼した際は、基本的に下記の流れでプロモーション計画が行われます。
① お打ち合わせ
② 企画設計・ご提案
③ VTuberキャスティング
④ プロモーション実施
⑤ データ分析・レポート提出
「①お打ち合わせ」にて依頼主の要望や予算などをヒアリングし、「②プロモーションの設計・ご提案」にて企画設計を行って依頼主に提案を行います。
次に「③ VTuberのキャスティング」にてその企画に適切なVTuberをアサインし、その後プロモーションを開始します。
最後に企画終了後に「⑤ データ分析・レポート提出」にて今回のプロモーションにてどのような効果があったかを依頼主に解説します。
依頼にかかる費用
費用は企画の規模感やプロモーションの展開期間などによって異なってきますが、大きく影響する部分としては「VTuberの影響力」になってきます。
例えば、国内で人気の高いVTuber事務所に所属するタレントを活用する場合、やはり相応の費用がかかってきます。
また業界内ではYouTubeチャンネルの登録者数やX(旧:Twitter)のフォロワー数の大きさも一つの指標となっており、チャンネル登録者数やフォロワー数が多ければ多いほど費用が多くかかる場合があります。
VTuberキャスティングについて詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください。
VTuberを活用したプロモーションの始め方
VTuberを活用したプロモーション企画は、自社で全てを行おうとすると正直かなり大変です。
というのも、VTuber業界は独特な文化があり、専門知識がないと企画を効果的に行うことが難しくなってきます。また業界知識がない中でプロモーションを行うことで企画が炎上してしまうこともあります。
そのためまずは費用がかかってでもVTuber業界専門知識を持っている企業に依頼することがおすすめです。
まだVTuberを活用してプロモーションを行ったことがない、または効果的にプロモーションを実施したい企業・自治体様向けにVTuberを活用したプロモーションの始め方を紹介します。
① すでに世の中で話題性のある企画と協業する
VTuberを活用したプロモーションを行う始めやすい方法の一つとして、「すでに世の中で話題の企画と協業する」が挙げられます。
VTuberに限らず、さまざまな「アニメ」や「漫画」のキャラクターを活用してプロモーションを行っている企画でも構いません。すでにコンテンツ化している企画に協業する形で取り組みを行えば、VTuberを活用したプロモーションは比較的始めやすくなってきます。
● プロモーションの例「バーチャル物産展」
バーチャル物産展は月に2回オンライン上で開催されている物産展イベントです。毎回9企業ほどの地方企業がこだわりの商品を出品し、その商品をVTuberたちがPRします。
▼ 気になる方はこちらからお問い合わせください。
「バーチャル物産展」公式サイト
② 企画から考えてくれる会社に依頼
「企画から考えてくれる会社に依頼」もVTuberを活用してプロモーションを行う上で始めやすい方法の一つとして挙げられます。
企業に依頼することで要望や予算に合わせた企画を設計してもらえるため、依頼先がもつ専門的な知識を活用しながら効果的なプロモーションを実施することが可能です。
国内の大手事務所である「にじさんじ」や「ホロライブプロダクション」などのVTuber事務所だけでなく、広告代理店などの専門企業に依頼するパターンもあります。
uyetでもプロモーションを実施しており、これまでさまざまな企画や事業展開で蓄積したデータを活用しながら、クライアント様のご要望や予算に合わせて効果的なプロモーションをご提案させていただきます。
プロモーション企画の成功事例を紹介
最後にVTuberを活用したプロモーション成功事例を紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
JAタウン×バーチャル物産展
「バーチャル物産展」はuyetで実施しているオンラインイベントです。
本企画とJA全農が運営している「JAタウン」がコラボを実施。VTuberの中でも「個人勢」をメインに起用し、「JAタウン」で出品されている商品を販売しました。
JAタウンは、全国農業協同組合連合会(JA全農)が運営する産地直送通販サイトです。
「おいしい日本と暮らそう。」をテーマに、「JAタウン」に出店する全国の農協(JA)などが、各産地で育まれた旬の農畜産物や特産品を、インターネットを通じてお客さまに直接お届けし、食を通じて豊かな暮らしの実現を目指しています。
こちらのイベントではVTuberたちが「食レポ」によって商品のPRを行い、商品の販促を行いました。また「JAタウン」とのコラボ企画以外でも定期的に「バーチャル物産展」は開催されており、多くの地方企業様が商品を出品しています。
富士急ハイランド×ホロライブプロダクション
テーマパークとVTuberのコラボ企画といえば、「志摩スペイン村」の取り組みが、2023年は話題になりました。しかしそれよりも早く、2022年に静岡県にある「富士急ハイランド」もVTuberとのコラボ企画を実施されています。
ホロライブプロダクションに所属する「白上フブキ」さん、「百鬼あやめ」さん、「大空スバル」さん、「大神ミオ」さんの4名のVTuberが富士急ハイランドをジャックしました。
コラボ期間中は、園内放送やアトラクションのアナウンスが各メンバーのコラボバージョンに切り替わったり、スマホでできる「スタンプラリー」を実施。その他にも期間中にはクリスマスツリーが装飾されたり、オリジナルグッズの販売が行われ、パーク内がホロライブプロダクションの世界に染まりました。
カラオケまねきねこ×にじさんじ
カラオケチェーン店「カラオケまねきねこ」でもVTuberとのコラボ企画を2022年に実施。にじさんじに所属する「葛葉」さん、「叶」さん、「加賀美ハヤト」さん、「剣持刀也」さん、「不破湊」さん、「甲斐田晴」さんといった7名の男性VTuberとコラボしました。
店内でライブビューイングを見ることができたり、コラボメニューが販売されたりと、VTuberファンにとってとても豪華な企画となりました。
▼生配信で商品・サービスの魅力を伝える「ライブコマース」の事例
▼ゲームやエンタメ関連のプロモーションもたくさんの成功事例があります
VTuberプロモーションは企画提案から任せられる企業への依頼がおすすめ!
ここまでVTuberを活用したプロモーションの始め方や成功事例を紹介させていただきました。
「VTuber」コンテンツは話題になりやすく、成功すれば爆発的な効果が見込めます。ただ「VTuber」を活用する中で業界内での独特な文化や専門知識を持っていないと、効果的なプロモーションを行うことは非常に難しいです。
VTuberを活用したプロモーションをご検討中の企業様や自治体様は、まずはすでに多くのVTuberさんと多くの成功事例を生み出した企画を持つ専門企業に相談してみてはいかがでしょうか。
uyetではこれまで2000名以上のVTuber様・Vライバー様とお取り組みをさせていただいており、その中で蓄積されたデータベースを活用して、企業様のご要望や予算などに合わせた最適な企画をご提案させていただきます。
VTuberを活用したプロモーションをご検討されている企業様・自治体様はぜひご相談ください。