この度uyetでは2024年8月に「Vライバー事務所カオスマップ」を更新させていただきました。
そこで今回制作させていただいたVライバー事務所カオスマップを用いて、本記事ではVライバー業界の事務所情勢について解説させていただきます。
昨年公開した2023年版のVライバー事務所カオスマップと比較しながら、2024年にはVライバー事務所はどういった移り変わりをしてきたのか解説させていただきます。
普段Vライバーをビジネスではなくエンタメコンテンツとして楽しんでいる人にもわかりやすく解説しておりますので、いつもとは違った視点でVライバー業界を見てみてください。
Vライバー事務所カオスマップを公開
2024年8月版Vライバー事務所カオスマップを公開させていただきました。(※2024年8月1日時点での情報をカオスマップに反映しています)
Vライバーが活動する配信プラットフォームとしては、IRIAMやREALITY、17LIVEなどが挙げられますが、それらのプラットフォームで活動しているライバーが所属している事務所を今回は90社ほど集めました。
昨年のカオスマップと少し変化があり、中には新しく設立されたVライバー事務所や解散したVライバー事務所も多々あります。
2024年8月版Vライバー事務所カオスマップの特徴
今回のVライバー事務所カオスマップですが、昨年のカオスマップとの違いとしては、
①カオスマップへのVライバー事務所の掲載数
②大手Vライバー事務所の入れ替わり
が挙げられます。
▼ 昨年のカオスマップはこちらからご覧いただけます。
今回公開させていただいたカオスマップには、現在運営しているVライバー事務所を90社ほど掲載させていただいており、掲載していない事務所を含めるとVライバー事務所の数は100を超えています。
ただ業界発展が進むとともに事務所が規模を大きくしようと競い合い、また大手事務所の買収が度重なったことから、小規模事務所は大きい事務所に太刀打ちがしにくくなってきています。
そんな中でコンセプトが尖った少しニッチな小規模事務所も多く誕生し始めており、業界内でかなり注目されています。よって、今後は少しニッチなVライバー事務所が増加していくことが予測され、事務所数は増加し続けることでしょう。
Vライバー業界の盛り上がりとともに、企業や自治体によるVライバー活用が増えてきました。これはVライバー業界が注目されていること、市場が成長していることを表しています。
現在uyetでは、タレントのキャスティングサービスやマーケティングサービスを行なっておりますが、Vライバーを活用したプロモーション企画や事務所とのコラボ企画の進行・サポートなども行わせていただいております。
uyetと取引のあるタレントの中にはVライバーもおり、Vライバーをアサインしたいという企業様や自治体様のご希望にも添えることが可能です。
Vライバー事務所とのコラボ商品を販売や、Vライバーをアサインした商品プロモーション企画の実施を検討している方は、ぜひuyetまでお気軽にお問い合わせください。
▼uyetお問い合わせページ
https://uyet.jp/contact/
▼uyetのサービスについてまとめた資料はこちら
https://uyet.jp/whitepaper/
本カオスマップで紹介している事務所をいくつか紹介
ここではカオスマップに掲載させていただいたVライバー事務所をいくつかピックアップしてご紹介させていただきます。
また新興事務所や話題になった事務所なども紹介させていただきますので、各Vライバー事務所に興味のある方はぜひご覧ください。
Razzプロダクション
・多数のVライバーが在籍する大手Vライバー事務所の一つ
・女の子受け間違いなしのクリエイティブが魅力
・事務所イベントの受賞特典が豪華
事務所公式サイト:https://razz.jp/
事務所公式X:https://x.com/razz_production
▼インタビュー記事はこちら
cozopro
・多数のVライバーが在籍する大手Vライバー事務所の一つ
・立ち絵の質は業界随一
・漫画に掲載されたり、企業とコラボしたりと事務所企画が豪華
事務所公式サイト:https://cozoru.com/
事務所公式X:https://x.com/cozoru_koushiki
▼インタビュー記事はこちら
Spice
・多数のVライバーが在籍する大手Vライバー事務所の一つ
・事務所イベントが定期的に開催される
事務所公式サイト:https://spice-vliver.com/
事務所公式X:https://x.com/Spice_Vliver
PIKAプロダクション
・事務所に所属すると受けられる特典が多い
・企業案件実績あり
事務所公式サイト:https://pika-production.com/
事務所公式X:https://x.com/production_PIKA
v-iii
・多数のVライバーが在籍する大型Vライバー事務所
・濃いピンクを基調とした女性好みのイメージカラーが魅力
事務所公式サイト:https://v-iii.ligstar.co.jp/
事務所公式X:https://x.com/vliver_viii
Lapis Live
・ダイヤモンドが散りばめられた綺麗な事務所サイトが印象的
・事務所イベントが定期的に開催される
事務所公式サイト:https://lapislive.com/
事務所公式X:https://x.com/LapisLive
ライブナウV
・所属ライバーも認めるクリエイティブの高さが魅力
・独自のライブ配信ノウハウでトップライバーを育てる
事務所公式サイト:https://vlive.livenowjapan.co.jp/
事務所公式X:https://x.com/LivenowV
▼インタビュー記事はこちら
HareVare
・株式会社Brave groupが手掛けるVライバー事務所
・自社で持つタレント育成ノウハウを活かしてライバーを育てる
事務所公式サイト:https://enilis.co.jp/
事務所公式X:https://x.com/HareVare_VLiver
321.inc
・インフルエンサー「ゆうこす」が運営する事務所
・実写ライバーも多数所属する大型事務所
事務所公式サイト:https://321.inc/
事務所公式X:https://x.com/321_liver
▼インタビュー記事はこちら
新興事務所:無限大プロモーション
・メイドカフェ「めいどりーみん」が運営するVライバー事務所
・「めいどりーみん」と連携した企画などの取り組みを実施
事務所公式サイト:https://mugendaipromotion.com/
事務所公式X:https://x.com/mugendaipro/media
話題のVライバー事務所:SLAY
・絵師が代表を務めるVライバー事務所
・質の高いクリエイティブで配信活動ができる
事務所公式サイト:https://slay-vliver.studio.site/
事務所公式X:https://x.com/SLAY_live
IRAIMは下記のURLよりダウンロードしていただけます。スマホにアプリを入れてIRIAMで活躍するライバーの配信を視聴してみましょう。
▼iOSの方はこちら
▼Androidの方はこちら
(提供:株式会社IRIAM)
2023年から2024年までのVライバー事務所情勢の変化
Vライバー業界でこの1年間で目立った動きとしては、Vライバー事務所が大きな会社の買収されたことでしょう。
例えば、Vライバー事務所「Razzプロダクション」を運営する株式会社BETが株式会社アスカネットの子会社となりました。またVライバー事務所「Libon」「Viollet」「flill」を運営する株式会社brossomは株式会社ピアズと資本業務提携を行いました。
▼「株式会社BET」の記事はこちら
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000071.000018498.html
▼「株式会社brossom」の記事はこちら
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000097.000034339.html
エンタメユニット「すとぷり」を運営する株式会社STPRは、Vライバー事務所「bondlive」を運営するボンド株式会社を子会社化。また「Uni-Cue Entertainment」「Now on V」「Neo-V」「Aqua Live」を運営する株式会社Origina1がSTPRグループに参画。
このようにVライバー事務所を運営する会社がM&Aされるというニュースは多く見られました。
また2023年は、IRIAM以外の配信アプリもVライバー領域に注力し始めました。例えば、17LIVE株式会社が運営する配信アプリ「17LIVE」はイラストをアップロードすればそのイラストで配信ができる「イラストVモード」を搭載。
形は様々ですが、実写配信者が中心として配信をしていた配信アプリに、Vライバーが配信しやすいような機能が搭載されたため、さらにVライバーたちは幅広く活動することができるようになりました。
▼「17LIVE」の記事はこちら
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000549.000030133.html
また元々Vライバー事務所を運営していた会社が少しコンセプトの異なったVライバー事務所を新たに設立するといった事例も増えました。
ライバー事務所「Spice」ですが、上位事務所としてライバー事務所「SEL」を運営しています。
またVライバー事務所「cozopro」を運営する株式会社cozoruは、「POPCO(ポプコ)」というトップライバーを育成するためのVライバー事務所を設立しました。
▼「株式会社cozoru」の記事はこちら
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000076694.html
このような自社が持つ配信ナレッジを生かしながら新たに事務所を設立し、事業を拡大していくことは、今後も増えていくことが予測されます。
Vライバー業界の盛り上がりとともに、企業や自治体によるVライバー活用が増えてきました。これはVライバー業界が注目されていること、市場が成長していることを表しています。
現在uyetでは、タレントのキャスティングサービスやマーケティングサービスを行なっておりますが、Vライバーを活用したプロモーション企画や事務所とのコラボ企画の進行・サポートなども行わせていただいております。
uyetと取引のあるタレントの中にはVライバーもおり、Vライバーをアサインしたいという企業様や自治体様のご希望にも添えることが可能です。
Vライバー事務所とのコラボ商品を販売や、Vライバーをアサインした商品プロモーション企画の実施を検討している方は、ぜひuyetまでお気軽にお問い合わせください。
▼uyetお問い合わせページ
https://uyet.jp/contact/
▼uyetのサービスについて詳しく知りたい方はこちら
https://uyet.jp/whitepaper/
Vライバー事務所の今後の動向
ここ数年Vライバー事務所は増加傾向にあり、それとともに事務所の撤退も多く見られるようになりました。
今Vライバー事務所はいかに素晴らしいサービスを提供しているかが重要になってきます。配信者の求めているものを提供できているか、ちゃんと提供できている事務所は存続し、提供できていない事務所が撤退してしまう。
つまり、今後Vライバー業界は着実に力をつけていった事務所のみが生き残るという「弱肉強食」の市場になっていくでしょう。
また大手事務所が買収されて力を強めており、小規模事務所はなかなか太刀打ちができなくなってきてしまいました。
そこでこれからは万人ウケしそうな事務所が増えていくというよりも、コンセプトが尖っているVライバー事務所がたくさん誕生していくことが予測されています。
数々の事務所がある中で、「万人受けはしないけど、一定層には抜群に受ける」こういった事務所がどんどん増えていき、さらに市場が成長していくことでしょう。
Vライバー事務所カオスマップの詳細
● カオスマップ制作の背景
業界地図を制作して公開することによって、Vライバー業界内の方の知見を深めるだけでなく、業界以外の方にも「Vライバー」を認知してもらえるような効果があると考えて、業界の成長のために制作いたしました。
● カオスマップの特徴
こちらのカオスマップを確認することにより、Vライバー業界内でセグメントした際の「事務所カテゴリ」に属する主要企業を把握することが可能です。
【カオスマップご使用上での注意事項】
※ カオスマップご使用の際、引用元(サイト名とURL)の明記をお願いいたします。
※ こちらのカオスマップはuyetが独自のリサーチにより、独自に作成したものになります。網羅性や正確性を完全に担保するものではございませんのでご了承ください。
※ 企業・サービスのロゴを使用させていただいておりますが、使用上問題のある場合は削除、または差し替えの対応をさせていただきます。大変お手数ですが、下記のURLよりご連絡ください。
お問い合わせ先:https://uyet.jp/contact
※ カオスマップ掲載を希望される企業様は一定の条件を満たした場合は掲載が可能です。下記URLよりご連絡ください。
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