今VTuber業界で注目されている「TikTok LIVE」
ファンを増やしたい・収益を増やしたい・配信者として、もっと活動の幅を広げたいという思いでTikTok LIVEに挑戦したけど、なかなか伸びないと悩んでいる方は多いのではないかと思います。
TikTok LIVEは、インターネット上にVTuberの方に向けた情報が非常に少なく、個人で活動していくにはとても難しい世界です。
この記事では、TikTok LIVEで活動しているVTuberさん・Vライバーさんに向けて、お悩み別にTikTok LIVEの伸ばし方を解説いたします。
イベントやライブマッチで勝つコツも紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
TikTokはYouTubeと同じように配信しても伸びません!
元々YouTubeで活動していたので、TikTok LIVEでの配信も大丈夫だろうと思ってはいけません。
YouTubeの配信とTikTok LIVEの配信は全く別物です。ですので、TikTok LIVEの特徴に合わせた配信を行わないといけません。
まずはYouTubeの配信とTikTok LIVEでの配信の異なる点となぜ伸びないのかを解説します。
①縦型の配信画面に最適なレイアウトにする
TikTok LIVEの大きな特徴として、配信画面が縦型であることが挙げられます。
一方でYouTubeで配信する場合、配信画面は横型です。
そのため、視聴者側から立ち絵や配信部屋がどう見えるのかを気にしながら、配信を行う必要があります。
②TikTokLIVEは自分から積極的なコミュニケーションが必要
TikTok LIVEでは、能動的なコミュニケーションが求められます。
これは配信アプリによく見られる特徴で、基本的に配信者が視聴者へ会話の切り出しを行います。
一方YouTubeは、能動的なコミュニケーションを取らなくてもコミュニケーションが成立しやすいという特徴があります。
よって、YouTubeと同じコミュニケーション方法では伸び悩んでしまいます。
③コミュニケーションの取り方は1対1、対話を意識する
TikTok LIVEを含む配信アプリは、配信者と視聴者一人一人と対話をすることを大切にしていることが多いです。
視聴者同士の仲がよければ、1対複数人のコミュニケーションも可能ですが、基本的に一人一人と会話をすることが人気を獲得するために重要になります。
◼︎TikTok LIVE:1対1
◼︎YouTube:1対複数人
TikTokは当てはまりませんが、視聴者のコメントは全て読まないといけないという暗黙のルールがある配信アプリもあるほど、配信アプリは視聴者一人一人を大切にします。
よって、TikTok LIVEでは視聴者との対話を意識したコミュニケーションをとることが重要です。
TIKTok LIVEの伸ばし方を悩み別に解説
次に、TikTok LIVEの伸ばし方をお悩み別に解説します。
今ちょうど伸び悩みを感じている方は、自分がどこでつまずいているのか確認しながら、解決策を探してみてください。
1. リスナーが増えない
リスナーが増えないことにお悩みを感じている方も多いと思います。
せっかくファンを増やそうとTikTokに挑戦したのに、同接が一桁…。そんな方には、下記の方法を参考にしてみてください。
1-1. おすすめ機能を活用する
TikTok LIVEはAIが良質な配信と判断したものを、おすすめの配信としてユーザーに紹介する機能(レコメンド機能)があります。
おすすめの配信としてTikTokから紹介されることで、自分の配信が多くの人に見てもらいやすくなり、リスナーが増えやすくなります。
AI審査で配信がおすすめ配信としてプッシュされますが、AI審査の詳細ははっきりと公開されていません。
ただ下記の2つの条件が大きく影響しているのではないかと言われています。
①エンゲージメント率の高さ
②動画の内容・品質
TikTok LIVEでのエンゲージメントとは、「コメント数」「いいね数」「シェア数」を指します。
また動画投稿でも審査が行われ、動画が規約違反ではないかなどが見られています。
1-2. 動画投稿をきっかけに配信へ来てもらう
TikTokで投稿した動画がバズると、多くの人にファンになってもらえる可能性があります。
アカウントのファンになってもらえると、アプリ画面の上部に配信をしていることがプッシュされるため、配信を見つけてもらいやすくなります。
アカウントのファンを増やすため、生配信だけではなく動画を投稿をしてみても良いかもしれません。
1-3. 配信する曜日と時間を固定する
どれだけ配信をしていても、配信をやっていることにリスナーが気づいていなければ、人は来てくれません。
リスナーが配信に遊びに来やすいように、1週間の中で配信を行う曜日・時間を固定化するのがオススメです。
配信する曜日や時間を決める際は、リスナーが来やすい曜日や時間で設定すると良いでしょう。
◼︎曜日
土、日曜日
◼︎時間
平日:朝7:00〜8:00(仕事前)、昼12:00〜13:00(お昼休憩中)、夜19:00~22:00(仕事後)
土:夜19:00~23:00
(休日は日中に外出している可能性が高いので、日中はリスナーが配信に来にくい)
まだリスナーが少ない方は、配信者があまり配信をしていない曜日や時間帯も調べておき、それに合わせて調整しても良いかもしれません。
1-4. LIVE Event機能で予告を行う
リスナーが増えてきたら、LIVE Event機能を活用して、リスナーに配信を行うことを発信しましょう。
LIVE Event機能を設定することで、配信予告がリスナー(アカウントのファン)の画面上記に表示されるため、目につきやすくなります。
1-5. コラボ配信を行う
TikTok LIVEにはコラボ機能があり、気軽に配信者同士でコラボ配信を行える環境になっています。
ライバーとコラボをすることで、コラボ先のライバーのリスナーから認知を獲得することができます。そのため、コラボ配信はリスナーを増やすのにとても効果的です。
リスナーを増やしたい方はコラボ配信にもぜひ挑戦してみてください。
2.投げ銭を投げてもらえない
収益を増やしてもっと活動の幅を広げたいとTikTok LIVEを始めたのに、収益が上がらなくて困っている方は下記を参考にしてみてください。
2-1. イベントに出場する
画像引用:https://www.tiktok.com/ja-JP/
TikTok LIVEではいつもイベントが開催されており、配信者はイベントに出場することができます。
イベント期間内で獲得したポイントで勝負し、ランキング上位の方が特典を受け取ることができます。
もらえる特典はイベントごとに異なり、これまではイベント出演権や雑誌掲載権なども特典として用意されてました。
イベントはリスナーから投げられるギフト(投げ銭)のポイント数で勝負が決まるため、リスナーたちは応援しているライバーを勝たせようと投げ銭を行います。
よって、イベント期間中は投げ銭をもらいやすく、収益を得やすくなっています。
2-2. ライブマッチを行う
ライブマッチもイベント同様に獲得したポイントやいいね数で勝負する機能となり、1対1もしくは2対2で勝負を行います。
リスナーからのギフトが勝負の鍵になるため、対戦相手より多く投げ銭がもらえるように配信者は頑張る必要があります。イベントと同様に、リスナーは自身が応援するライバーを勝たせようと投げ銭を行います。
通常の配信よりも投げ銭がされやすい環境となり、収益を得やすいです。
2-3. ギフトを投げて欲しいことを伝える
あなたはリスナーにギフトを投げて欲しいことをちゃんと伝えていますか?
リスナーにちゃんとギフトが欲しいことを話さないと、基本的に投げ銭をしてもらえません。
とくにTikTok LIVEは他のアプリと比較して投げ銭文化が強いわけではないので、基本的に投げ銭を投げないスタンスで配信を視聴している方も多いです。
まずは「このギフト見てみたい!」でも大丈夫なので、少しずつリスナーにお願いができるようにしましょう。
3.イベントで勝てない
イベントでなかなか上位にいけなくてお困りの方は、下記を参考にしてみてください。
3-1. なぜイベントに勝ちたいかを伝える
リスナーは配信者を応援したいと思っていても、どうやって応援したら良いのか、いつ応援したら良いのかわかっていないことが多いです。
また限りある収入の中から投げ銭を行うわけですから、投げ銭に対して少しは躊躇してしまうものです。
そこで配信者側からリスナーに向けて「このイベントを頑張りたいこと」や「なぜこのイベントを頑張りたいか」をしっかり伝える機会を設けましょう。
そうすればリスナーにイベントで勝ちたい気持ちが伝わり、リスナーもライバーを応援したいという気持ちになります。
最初は恥ずかしいかもしれませんが、イベントに出場する際はこういった機会をつくるようにしましょう。
3-2. 自分のレベルや状況に合わせたイベントに出場
画像引用:https://www.tiktok.com/ja-JP/
現在TikTok LIVEでは実写ライバーをはじめとする数々の配信者が活動をしており、その中でもトップライバーが存在します。
配信を始めたばかりの人がトップライバーと勝負しても、奇跡が起きない限りトップライバーが勝つことは予測できるでしょう。
トップライバーの出場が少ないイベントを選んで出場するとイベントの勝率が上がります。
TikTokは初心者向けのイベントも定期的に開催されています。まずは初心者向けのイベントで回数を重ねて、レベルアップを図ると良いかもしれません。
4.ライブマッチで勝てない
ライブマッチをしてもなかなか勝てなくて困っている方は、下記を参考にしてみてください。
4-1. スピードチャレンジを達成しよう
ライブマッチには「スピードチャレンジ」という期間があります。
この期間は「一定時間内にギフトをおくった人が〇人以上」「一定時間内に送られたギフトの総コイン数が〇以上」などのミッションがライバーに課されます。それを達成すると一定期間の間、ギフトによるポイント数が2〜3倍になります。
スピードチャレンジの期間を意識して、ライブマッチ中に必ず達成できるよう、リスナーにポイントを投げてもらうタイミングに注意しましょう。
4-2. リスナーが応援したいと思う環境を作る
ライブマッチは、ライバーを応援したい・ギフトを投げたいという感情になってもらわないと勝てません。
また、ライブマッチ時間内はライバーとリスナーで一致団結する必要もあります。
ライバーがライブを盛り上げ、かつリスナーたちを束ねる声かけのアクションや工夫などを行うのはもちろん、日頃のコミュニケーションの積み重ねも必須となるでしょう。
どうやってライブ配信を盛り上げるかは、トップライバーの配信を参考にするのがおすすめ。ぜひトップライバーの配信を見に行ってみてください。
5.フォロワー数が増えない
TikTok LIVEのフォロワー数を増やして、自分の活動実績にしたり、その実績を活かして案件を獲得したい方も多いと思います。
ただフォロワー数を急増させるのは至難の業なので、下記のアクションを続けながら少しずつ増やしていくことがおすすめです。
5-1. 継続的に配信を行う
フォロワーを増やすためには、まず配信を継続的に行うことが重要です。
配信を始めたばかりでリスナーがこないのは当たり前のこと。すぐに折れてしまってはいけません。
まずは固定の時間に他の配信者が少ない時間帯を狙って配信を行い、初見リスナーを捕まえましょう。
5-2. 定期的に動画投稿を行う
配信活動以外にもフォローを増やす方法として「動画投稿」があります。
「動画投稿」は流行りのBGMを使って投稿すると、AI審査で良質なコンテンツと判断される可能性が高まり、おすすめ動画としてTikTokにリコメンドされることもあります。
AI審査の条件は明らかとなっていないため、リコメンドされやすい投稿の定義はまだ断定はされていませんが、定期的に動画投稿を行って、伸びやすい動画を分析していくと良いかもしれません。
5-3. フォローしてほしいことを伝える
配信の中で視聴者に自分のアカウントをフォローするように促していますか?
配信に来た人にフォローを促すのは、配信者として基本中の基本です。
「フォロー待っています」や「フォローしてくれると嬉しいです」など軽くお願いすることで、視聴者はフォローをしてくれる確率が上がります。
5-4. 耐久配信を行う
フォローを増やすための配信企画として「耐久配信」もオススメです。。
「耐久配信」は目標を達成するまで配信をやめないといった配信企画であり、「フォローが○人になるまで配信を終われません」など、その配信での目標を掲げながら配信を行います。
耐久配信を行うことでリスナーはフォローをしてくれやすくなりますが、無理な目標を立てると配信が長くなってしまうため、体調不良になることも少なくありません。
自分の体力に合わせて無理のない範囲で目標を設定し、配信を行うと良いでしょう。
TikTok LIVEを伸ばすメリットとは?
ここまでTikTok LIVEを伸ばす方法を紹介しましたが、ただ人気になりたいからと目標もなくTikTokを伸ばしたいと思っている人も多いと思います。
そこで、ここではTikTok LIVEを伸ばすメリットを紹介します。これを参考に自分はなぜTikTok LIVEを伸ばしたいのか、ぜひ考えてみてみてくださいね。
①自分を応援してくれるファンが増える
TikTok LIVEを伸ばすと毎回たくさんのリスナーが配信を視聴してくれるようになり、自分のことを応援してくれるファンが増えます。
ファンが増えることでTikTok内でイベントやバトルマッチに挑戦しやすくなりますし、配信以外でも活動の幅を広げることができます。
その結果、やりたいことができるようになる、自分の夢を叶えることができるようになるかもしれません。
②TikTok LIVEの収益が増える
TikTok LIVEを伸ばすことで、TikTok LIVEからの収益を増やすことができ、活動のために使える資金が増やせます。
配信機材を新しいものにしたり、新衣装モデルを制作したり、3Dモデルが作れたり、収益が増えることで配信者としてのレベルアップを図ることができます。
③企業からのオファーが増える・もらえるチャンスがある
TikTok LIVEを伸ばすことで、企業からお仕事をもらえる可能性が上がります。
とくにTikTokフォロワー数は、企業がインフルエンサーに案件を依頼する際の大事な指標になり、フォロワーが多いと仕事を依頼されやすいです。
案件を受けることで、VTuberとしての活動実績が増えたり、イベントに出演したりとVTuberとして活動の幅が広がります。
サブスク機能「LIVEサブスクリプション」の活用もおすすめ!
TikTokにも「LIVEサブスクリプション」と呼ばれるサブスクリプション機能が存在します。
サブスク登録をしたユーザーは、配信者のライブ配信中に特典を受け取ることができ、配信者は毎月サブスクリプションの利用数に合わせて収益を得ることができます。
よって、固定で収入を得ることができるため、TikTokで収益をあげたい方におすすめの機能です。
<注意>TikTokのサブスクは利用に条件・制限があります!
「LIVEサブスクリプション」を利用するためには、下記の条件をクリアする必要があります。
①18際以上
②フォロワーが1,000人以上
よって、配信を始めたばかりの方はサブスクリプションの利用は難しい可能性があります。
動画投稿や生配信を継続して、少しずつ解禁を目指してフォロワーを増やしていきましょう。
TikTok LIVEはすぐには伸びません!ゆっくり着実に!
ここまでTikTok LIVEの伸ばし方について解説しました。TikTok LIVEはVTuberのみなさんにオススメの活動場所ではありますが、すぐに視聴者数が伸びるわけではありません。
TikTok LIVEは、地道にコツコツ継続して配信や動画投稿を行う必要があり、トップライバーになるためには長い道のりが待っています。
「トップライバーになれば、VTuberとしての知名度も獲得でき、収益も増やすことができる」と考えながら、いろいろな工夫をしてあなたらしい配信活動をやってみてください。
VTuberにとってTikTok LIVEはまだまだ「伸び代」のあるプラットフォームです。
今伸び悩みを感じる方もこの記事を参考にして、TikTok LIVEを続けてみてください。
【無料】業界のプロたちが「動画」でVTuber活動に役立つ情報をお届け!
VTuberになりたい方やVTuberの方向けに、情報を提供するサービス「VTuber Stand」を運営しています。
「VTuber Stand」では、VTuber活動に役立つ情報を動画コンテンツで提供しており、VTuberとして様々な活動に挑戦したいVTuberさんに向けて情報共有を行っております。
もちろん、TikTok LIVEに関する情報もご用意させていただいております。もちろん、TikTokの伸ばし方についても記事でご紹介できなかった部分も解説しています。
この記事を読んでTikTok LIVEに挑戦してみたいと思った方や事務所はどこを選べば良いのか迷っている方はぜひ「VTuber Stand」への参加を検討してみてください。
この度uyetでは「VTuber Stand(通称「Vスタ」)」サービスを開始させていただきました。
VTuberになりたい方やさらに活躍したいVTuberさん・Vライバーさんに向けて、VTuber活動で絶対に役立つ情報を動画コンテンツで提供させていただきます。
実際に活躍しているVTuberさんや人気クリエイターさんらにご協力いただき、VTuberになるために必要ないろはやVTuberとして活躍するための必勝法についてお伝えさせていただきます。
VTuber Standの動画を見れば、自分のやりたいことができたり、なりたい姿になれること間違いなし!
事務所勢の方、個人勢の方問わず、基本的にどなたでもご参加いただけます。ご興味がある方は公式LINEよりご連絡ください。
(※審査制となっておりますので、最初に面談を実施させていただきます)