VTuberを起用した企画やニュース、イベント情報がここ数年でかなり取り上げられる様になりました。
VTuber業界が伸びていることに加え、大手事務所のプロモーション範囲の拡大やVTuberの世間に対する認知が上がっていることも後押しになっているでしょう。
- VTuberをキャスティングして自社の商品やサービスをバズらせたい
- 地域の魅力を伝えるPR企画を立ててもっと多くの人に知ってもらいたい
- VTuber活用を自分の業界でいち早く始めて、競合と差をつけたい
この記事では、uyetの事例や経験を元にVTuberのキャスティングについて詳しく解説します。
なぜVTuberを起用した企画は多くの話題を呼ぶのか、VTuberとつながりがない状態からどのように自社にピッタリのキャスティングをしてもらえるのか、多くの疑問にお答えします。
広報でコラボするVTuberを探す「VTuberのキャスティング」とは
VTuberをキャスティングしてもらおうと思っても、VTuber業界やVTuberについてまだ良くわからない状態という方も少なくないはず。
uyetの考えるVTuberのキャスティングとは、
「VTuberとあなたの事業や商品をかけ合わせ、新しい価値を生み出す企画をつくること」
です。
VTuberだけでできる企画には限りがあります。
そこに魅力的な商品やサービス、VTuberの持っていないものをかけ合わせた企画を立てることで、話題性があり、お互いの魅力を多くの人に広める活動を行うことができます。
そんな理想的なことができる大きな理由は、VTuber業界が市場確立からまだ数年しか経っていないことでまだまだ成長が見込まれる若い市場であることが一つ。そして多くの人とお金が集まり、日本に限らず世界的でも注目を集めている市場だからです。
株式会社uyetでは、自社でVTuberをキャスティング・起用したマーケティング企画を行っております。
すぐVTuber企画をご相談したい事業者のみなさまは、ぜひお気軽にお問い合わせください。
日本最大のオンライン物産展の開催や、
有名なお店とVTuberがコラボした企画など、多数の企画を展開。
ご予算や商品にあわせて最適な企画設計とVTuberのキャスティングを行います。
●VTuber業界は2020年から毎年大きく成長している
VTuber事務所を中心とした売上から算出された事業売上のデータを参照すると、VTuberが市場として認識され始め、感染症などの影響による巣ごもり需要も高まったことから毎年大きな売上成長が起きていることがわかります。
●年代・性別ごとのデータでは20代〜30代を中心に多くの人がYouTubeを視聴している
次に年代・性別ごとの動画配信サービスの分析データを参照します。
個別で出されているVTuberジャンルだけを見ると、数字が少ないように見えるかもしれませんが、VTuberの活動は歌ってみたやゲーム配信実況など、活動の範囲は多岐に渡ります。
若い世代が注目して見ている動画ジャンルにVTuberの活動範囲は広く被っており、若い世代へのアプローチとして効果的なことがわかります。
●同時にキャラクタービジネス市場も上昇傾向
さらにキャラクタービジネス市場の規模も上昇傾向に。
近年VTuberを起用したグッズ展開やイメージキャラクター、広報の看板として起用される事例が大変増えています。
上記のデータでは、VTuberの起用は商品化権・版権の双方に関わっています。
VTuber業界自体の盛り上がりと合わせて、今後も安定した市場成長が期待される業界との親和性が高いことも、今後継続した成長が見込まれる理由の一つです。
1.企画・目的に対してVTuberを巻き込んだ販促・PR企画を支援
VTuberの主な活動領域となるYouTubeを始めとした動画配信やSNSのプラットフォームは、若い世代を中心に利用者数が多く、人とお金の両方が集まっている市場です。
VTuberを巻き込んだ販促やPR企画を作ることで、これまでの活動ではリーチできなかった層に商品・サービスの情報を届ける事ができます。
新しい層にリーチができれば新規顧客の獲得にもつながり、企画の実施期間が終わっても長くファンでいてもらえる可能性もあります。商品やサービスに対する改善点や、新しい需要も発見できるかもしれません。
人が多く集まる・注目を浴びている市場で活動しているVTuberを巻き込むことで、自然とより多くの人にプロモーションができるのはVTuber業界の大きなメリット。
企画の計画を立てて一連の活動を支援することが、VTuberのキャスティングには求められています。
2.VTuber活用で成果が見込まれる企画を共に考えて提案
VTuber業界には多くの人が集まり、たった数年で急成長している市場です。
VTuber業界が持っている多くの可能性を、まだまだ多くの人はよくわかっていません。VTuberを活用しよう、キャスティングしようと言われても、そもそも企画を立案できる人がいないのが、多くの企業やPR担当者が頭を抱える部分です。
大きなトラブルを回避するには、VTuber市場をよく知り、実際にVTuberを活用した事業を展開して企画や運用の難しさを知っている人が企画立案やVTuberのキャスティング、運用まで一貫して提案してくれる会社を選びましょう。
3.クライアントや企業が叶えたい目的・ゴールを叶えられるVTuberたちを選別
企画を運用して効果を出すにはただ人気のVTuberを起用すればいいわけではありません。
人気のVTuberを起用したからと言って、VTuber自身が商品やPR活動に興味が持てなかったり、ファン層が噛み合っていないことなど、考えることはたくさんあります。
最近のVTuberの企画では、複数人のVTuberを起用してチームのように活動してもらったり、VTuber同士のコラボなどを行うことも増えています。
また広報大使やイメージキャラクターとしての起用の場合は、キャスティングされたVTuber自身もともに企画やPRの成功を目指す一員となって活動することになります。
このようにただ人気があればいい、バズればいいというわけではなく、企画の方向性やジャンル、温度感にマッチしたVTuberをキャスティングしてもらうことがとても重要です。
4.事務所や所属の縛りを持たずに、柔軟な採用基準でVTuberを起用
みなさんがよく目にするVTuberの多くは、大手の事務所に所属している方々だと思います。
テレビCMにも起用されたさんや、大手商品メーカーの販促企画に関わるなど、まるで大手同士しかVTuberを活用した企画はできないかと思われがちです。
しかし大手事務所に所属せずに活動する人気のVTuberや、企画によっては事務所の縛りを受けずに最適なVTuberをキャスティングすることが、企画の成功を叶えるためには重要なポイントです。
uyetでは事務所の縛りにとらわれずに、最適なVTuberさんをキャスティングできます。
また費用面でも大手にすべてを任せるよりも、企画の規模や予算に合わせた提案を行います。
VTuberを起用して一緒にPR企画・販促を行うメリット
VTuberと一緒に企画を行うメリットは、業界が盛り上がっていて注目度が高いだけではなく、VTuber自身が持つメリットやVTuberを取り巻く環境面からもメリットがあります。
ここ数年のコロナの巣ごもり需要が収まって来た中でも、右肩上がりを続けるVTuber業界が持つ更に深い魅力を知ってみましょう。
VTuberを通して多くの視聴者に商品のファンになってもらえる
VTuberにはYouTube配信やSNS投稿で交流をしている視聴者、すなわちファンのみなさんがいます。
VTuberを起用することで、不特定多数だけではなくそのVTuberのファンの方々を中心に商品やサービスを知ってもらえます。
こうしたファンマーケティング、口コミマーケティングの良いところは、「共感」から、話題が広がること。
自分が応援しているVTuberがPRしている商品をファンの方々も好きになってくれる可能性はとても高いです。自分が応援している相手と同じものを持つ嬉しさや、一緒にPRされた食品を食べる・一緒に企画を楽しむ時間や体験を共有できる。
これがVTuberと視聴者のライブ感から生まれる身近なファンコミュニケーションが、VTuber業界の盛り上がりを支え、VTuber同士でも良いものを共有しあって流行する文化もあります。
●動画配信者の間で大バズをした「スイカゲーム」VTuber界隈では大手事務所が大会も実施
動画配信者の間で大ブームになった「スイカゲーム」は、なんと大手VTuber事務所がゲーム大会を行うまでのトレンドになりました。
SNSでの話題性や目にする機会が増えるだけでも宣伝効果につながる
さらにVTuberがファンと交流する場所として、YouTube以外にもX(旧Twitter)などがあります。
SNSで商品の情報や口コミを調べて、購入を考える消費者が増えているように、多くの人が日々情報収集や何気なく眺めるSNS上で、ファンとVTuberがコミュニケーションを取り話題になることも珍しくありません。
SNSではVTuberの配信動画を見ないという方も、商品の情報をSNSからキャッチできます。
上記のデータから10代後半〜30代半ばの年代の方はSNSから商品購入に至った経験があり、VTuberのファン層の多くもこの世代に被っています。
そのためVTuberをキャスティングする企画は、過去のデータ統計から見ても多くの人の購買意欲を刺激できます。
VTuber起用の企画は話題が作りやすく、ニュースとして発信・展開しやすい
VTuberを起用した企画やキャンペーンを、近年はSNS上でも多く見かけるため、そんなに珍しくないと感じている方も少なくないでしょう。
ですが、世代を広げて見るとVTuberのことをよく知らない方や、最先端技術のある会社や、eスポーツなどの一部の業界だけで人気なだけでしょう?と、斜に構えた見方をしている人もまだまだ多いはずです。
ですが、VTuberの持つ魅力や業界の成長にいち早く気が付き、VTuberを巻き込んだ企画を推し進めた地方や企業は、大きな話題作りや注目ニュースをつくることができています。
茨城県公認のVTuber・茨ひよりさん
「茨ひより」さんは茨城県公認のVTuberで、バーチャル広報部に所属するアナウンサーのキャラクターです。
県が運営する茨城県の公式インターネット動画サイト「いばキラTV」にて、自治体初のVTuberを起用した番組制作を行うとして、2018年6月末頃に記事にて名前の公募が行われました。
自己紹介動画が投稿された2018年8月10日から現在に至るまで、定期的な活動を続けたことで、茨城県を代表するVTuberになりました。
毎年行われる「都道府県魅力度ランキング」で7年もの間最下位だった茨城県を救ったのは、彼女の日々の配信活動を通して、多くの人に茨城県の持つ魅力を多くの人に伝えられたこと。また自治体初の公認VTuberとして、注目されるニュースとなったことも追い風になったはず。
彼女の登場から、その他の地域や自治体・企業でも公認VTuberや広報大使としてのVTuber起用が広がっています。
幅広い業界・ジャンルと一緒にコラボができる新しい可能性がある
上記の「茨木ひより」さんの例からもわかるように、一見VTuberと直接的に繋がっていなさそうな業界でもVTuberとコラボができる可能性はたくさんあります。
YouTubeという多くの人が触れられる媒体やSNSでの活動ができるため、どんな業界とも相性がよく、企画ではVTuberだけではない多くの人達を巻き込んだ、大きなPRとしての展開も見込めます。
さらに、まだその業界やジャンルでVTuberと一緒に行われた企画がないのであれば、これから生み出す企画が一番乗りになり大きな話題性・ニュース性を作れるかもしれません。
「まちスパチャプロジェクト」
VTuberが出演する漫画を作成し、地方の魅力を発信するプロジェクト。
日本のすべての市町村が自分たちだけでYouTubeチャンネルを運営したり、画期的なPR施策を行うのはとても大変なことです。しかしこのプロジェクトでは、VTuberのキャスティングや漫画・動画の作成は運営会社のuyetが行います。
▲【漫画】超多忙な2人のVtuberの息抜き!岩手県八幡平市旅行の巻! 【ChumuNote/凪乃ましろ】vtuberが全国各地を紹介
すべての市町村は誰かにとってのふるさとであり、思い出のある地域。その場所の魅力を発信することで、観光地はもちろんのこと、移住や二拠点生活など多くの人が地域の魅力を再発見する機会になるでしょう。
【岡山県新見市】ふるさと納税寄附数は一昨年の約2倍を記録
まちの認知アップとふるさと納税の拡大に成功
岡山県新見市さまと「まちスパチャ」プロジェクトを通し、ふるさと納税の拡大や市の魅力を発信するシティプロモーションを実施。新見市さまへのインタビューも掲載。
大手事務所では士業などの専門知識を持つ「エリートなVTuber」の募集も
またすでにVTuber業界には、自分の持つ技術や専門知識を武器した〇〇専門のVTuberが誕生しています。
2023年大手VTuber事務所「にじさんじ」では、公式に専門知識を持つ方のVTuber募集もはじめました。
難しい情報や知識もVTuberが発信することで、興味を持ってもらいやすくなる狙いや、専門家が視聴者に向けてわかりやすく解説や知識を提供するチャンネルは、YouTubeでも非常に人気の高いコンテンツです。
▼【プロの視点】国立美術館の主任研究員と『あつ森』博物館めぐりしてみた #01
実践した企業だからわかる失敗しないVTuberのキャスティング方法
ここでは、VTuberをキャスティングした失敗しないキャスティング方法を解説させていただきます。
VTuberを起用することは、アイドルやタレントを雇うのとほぼ同じことです。さらに、まだVTuberがどのような準備を持って配信活動を行うのか、かかる費用やVTuberだからこそ発生するトラブルや気をつけるべきことがあるからです。
大切な商品やサービスとともに費用をかけて行うことです。相手に丸投げで済ますよりも、失敗を未然に防ぐ条件をお互いに知った上で適切なキャスティング会社を選び、良い企画を立てる手かがりにしてください。
1.VTuberの「キャラクター性」と「人柄」で仕事を任せる
VTuberを理解する例として「タレント・アイドル」を置き換えて説明されることがありますが、VTuberにはもう少し複数の要素から個性付けがされています。
タレントの経歴と見た目と同じように、VTuberにも見た目と設定が活かされた「キャラクター性」とキャラクターを演じている演者の「人柄」の2つの要素があります。
そのためVTuberをキャスティングするには「キャラクター性と人柄」の両方を意識して起用することが大切になります。
わかりやすい例として、牛乳が嫌いな人が乳製品のPRをしていたら多くのファンは「あれ?」と思うはずです。
また「バ美肉」という通称で呼ばれる、見た目のアバターは少女ですが、演じる演者は男性であるVTuberの方が、女性向けの商品をPRしていると「本当に使っているのか?」と疑問を持たれてしまいます。
また演者の性格や活動にコミットするにあたって問題がないかという部分も考慮する必要があります。
VTuber自身の配信・企画に対する姿勢やコンプライアンスを守れるかも重要視しなくてはいけません。
VTuberのキャスティングはキャラクターをあてがうようなものではなく、一人の人間を起用するのと同じ意識を持つことが大切です。
一人ひとりが異なる個性や魅力を持ち、企画にしっかりコミットしてくれるVTuberさんを選ばければ、企画を成功や長期的な計画を立てることは難しくなるでしょう。
2.ファンたちもPRに加わってくれるファンコミュニケーションを理解する
VTuberには日頃の配信を見て応援してくれる視聴者ファンや同じVTuberたちとのつながりがとても大切。事務所に所属していない個人VTuberの方々も、VTuber同士で横のつながりを持っています。
VTuberを起用するメリットであるファンマーケティングを実践するには、VTuberと同時にそのファン層が受け入れてくれるか、ファン層にどう伝えると好意を持ってもらえるかも考えておく必要があります。
多くのファンは自分が応援するVTuberに企業案件やお仕事が来たら、応援をしてくれるはず。
ただそこで、VTuberの魅力を潰すようなマネジメントをしてしまうと、ファンたちは気づいてしまいますし、話題を生むためにはファンからの口コミやポジティブな反応が必要です。
VTuberとファンたちが楽しんでいない、好意を感じられないものを広く販促することはできません。
VTuberとファン、そして企画を運用・立案する関わる人々すべてが好意を持って同じゴールをめざせるような企画と運営体制を整えることが非常に重要です。
3.キャスティングしたVTuberと企画の運用体制もフォローする
企画の趣旨にマッチしたVTuberのキャスティングができたら、企画を動かしていくための計画の共有や運用のためのスケジュールなどをセッティングします。
どのようなPR企画を動かすとしても、具体的なコンテンツを発表する前には色々な準備が必要です。
- 企画やイベントのスケジュールや計画の設計
- キャスティングしたVTuberへの情報共有や指導
- プレスリリースなどの外部への発表に向けた情報の整理
- 動画配信のプロット作りやクリエイターへの素材依頼
- 告知のための宣伝やSNS投稿の計画 etc…
簡単に書き出しただけでも、一つのPR企画やイベントを行うための準備はとてもたくさんあります。
商品の提供やVTuberに商品を理解してもらう時間が必要なこともあるでしょう。
VTuberをキャスティングしただけで終わるのは、VTuber活用に貢献しているとは言えません。
実際のPR活動が始まるまでの準備までしっかりフォローできるのが、VTuber活用の専門家にとって本当の腕の見せ所です。
4.企画とVTuberの双方を理解して、動かせるマネージャー担当が必要
企画が進みVTuberのキャスティングが終わると、いよいよ動画配信やコンテンツ作成などの具体的なPR活動が始まります。
企業にとってもVTuberにとっても、新しい企画やイベントを実施する際には不安や心配がつきまといます。さらに長期的な企画では、最初の印象がとても重要ですし、反対に一度限りのイベントでは大きな失敗は許されません。
こうしたときに企業側とVTuberの気持ちが両方わかるマネージャーと言える人材は必要不可欠です。
特にキャスティングされた立場の外部から入るVTuberにとって、相談やアドバイスを貰えない環境はとても酷でしょう。
企画の運営体制をフォローすると同時に、VTuberの活動も支えられる体制をつくり、双方のコミュニケーションを助ける橋渡しをする役割は多くの担当者の間で求められています。
5.行ったPR活動・宣伝効果をデータでまとめて振り返る
すべての企画やキャンペーンが終了したとき、またはその途中経過を見てどれくらいの効果・反応があったのかを見ることは、お金をかけてPRを行う以上避けられないことです。
そのためには企画を立てる際に、何を目標とするのかゴール(KPT)を決める必要があります。
例えば、最終的にリーチしたい人はどれくらいなのかや、企画を通してそれだけの売上が出たかなどです。
KPIとは
企業や企画における最終目標到達までの、各プロセスの達成度や評価を示す指標のこと。
KPIは数値化して出せるものを設定する必要があります。
例えば、弊社では以下のような数字データを用いて、改善のポイントや企画の成功点、どれだけ目標達成に貢献できたかを可視化しています。
1.インプレッション、エンゲージメント数
動画や商品の宣伝投稿など、SNS投稿の反応数を示すインプレション数を見ると、どれだけの人にリーチしたのか、目に触れたかを数字で知ることができます。
インプレッションは手放しでは増えませんから、積極的に宣伝をしたりターゲット層の目に触れる工夫を行う必要があります。
2.PV、滞在時間
Webページや販促ページ等がある場合は、ページビュー(PV)や滞在時間を計測します。ページや開かれたりクリックされるとPVは増えます。さらに重要なのは滞在時間です。そのページやサイトにアクセスしてから離脱するまでにどれだけの時間コンテンツをみて滞在していたかを調べます。
人は興味のあるものは、文章をちゃんと読んだり、商品説明を理解して購入を検討する時間を取ります。
PVと滞在時間のバランスを見て、人が集まってくれる施策や読みたくなるコンテンツを準備します。
3.動画視聴維持率(滞在時間)
YouTubeでライブ配信や動画コンテンツにおいて、動画全体の中でどれだけ多くの視聴者を動画の最後まで維持できたかの指標です。
膨大な再生回数があったとしても、商品を紹介する前に離脱されている、ほとんどの人が少し動画を開いただけでほぼ見ていない。という状況では効果があったとは言えません。動画のどこがどれだけ見られたら質の良いデータを集めるためにも、この数値はとても重要です。
数字のデータを参照することで、目標達成のための計画を立て直すなど、さまざまな改善が行えます。
うまく目標の達成が見込めないときほど、VTuberと企画のどっちかが悪いという話に持っていかれやすいです。一つのゴールを目指すためには、総合的に運営体制の見直しや一方だけに失敗の原因があると決めつけないことが大切です。
そうした偏った視点を持たずに分析ができる点も、第三者の立ち位置で双方に関われるキャスティング会社のメリットです。
VTuber起用で経済効果を産んでいる成功事例
バーチャル物産展:VTuberが地域の特産品を推す売り子になるオンライン物産展
「バーチャル物産展」は、VTuberと日本のおいしい食べ物をつなぎ、新しい出会いの場と価値を生み出すオンライン物産展です。
オンラインで日本全国のおいしい食べ物や特産品をテーマごとに参加VTuberたちがライブ配信を行って食レポを行います。紹介された商品はショップで購入が可能で、VTuberを応援できるセットも用意されています。
月に2回のペースで開催されており、開催回数はなんと2023年12月上旬の開催で44回目!
視聴者の中にはバーチャル物産展の常連ファンも増え始め、開催のたびに何かを購入している方もおられます。
今後もさまざまな美味しい食べ物との出会いの場を提供し続けています。
バーチャル物産展がSNSを中心に大きな話題を呼べるのは、VTuberさんたちの活躍を多くの人に広めるための「UGC」が創造できる仕組みを徹底して取り入れているからです。UGCについては以下の記事をぜひ参考にしてくださいね。
燦鳥ノム(さんとりのむ):サントリー公式のVTuber、広報色のなさが魅力に
伊右衛門、なっちゃん、天然水などの大手飲料メーカー「サントリー」の公式バーチャルYouTuberです。
「水の国」からやってきた、飲み物が大好きな好奇心旺盛のお嬢様キャラクターとして活動中。
企業の公式VTuberではありますが、普段の活動からはあまり宣伝の様子は感じられず、多くのVTuberと同じようにゲーム実況や歌ってみたなどの親近感のある配信内容が魅力で人気を集めています。
サントリー公式YouTubeと、燦鳥ノム専用のチャンネルは分けられています。
VTuberキャスティングを依頼するための準備4つ
では最後にVTuberのキャスティングを検討する際に、どんなことを事前に考えておけば良いのかをお伝えします。
VTuberのキャスティングを依頼するにしても、叶えたい目標やヒアリングの際に相手に伝えなければいけないことを整理しておくだけでも、良い企画を立てるためのブレストができるはずです。
ぜひ項目を参考にしながら考えてみてください。
- 行う企画や広報・PRの目的
- 大まかな費用
- 準備と運用・実施の期間を見積もる
- やってほしくないこと、やってほしいことを洗い出す
これまで沢山のVTuber活用を行ってきたuyetにキャスティングをお任せください
uyetはVTuberのみなさんと一緒にさまざまな事業を行い、現在にいたるまで地道な活動を続けながら、新しい価値を生み出し続けることをミッションに掲げています。
VTuber業界にはまだまだ多くの可能性が眠っています。
VTuberとコラボすることで新しい顧客の獲得や、他の業界とのコラボレーションによって双方に新しい魅力が生まれるかもしれません。
- VTuberのキャスティングはキャラクター性と人柄の両面から、最適な人を選出する
- まだまだVTuber業界は成長の伸びしろがあり、人とお金が集まるため企画が成功しやすい
- 企画の立案からキャスティング、運営フォロー、企画終了後のデータ分析まで一貫して任せられる会社は少ない
ぜひ興味があるという段階でも面白いアイデアややってみたいことを、ぜひ弊社にご相談ください。