9月26日に開催させていただいたウェビナー「TikTok LIVEで活躍するコツやTikTok LIVEの可能性を解説するウェビナー開催!」ですが、多くの方にご参加いただき、大盛況の中で終えることができました。
今回の記事ではウェビナーの内容についてレポートさせていただきますので、ウェビナーを惜しくも見逃してしまった方や内容を見返したい方はぜひご覧ください。
今回のウェビナーのテーマ
現在、VTuber業界、Vライバー業界で注目されている「TikTok LIVE」。VTuberさん、Vライバーさんの参入はまだ少ないですが、少しずつVTuberさん、Vライバーさんの人口は増加傾向にあり、TikTok LIVEの中で活躍している方も続々と増えてきました。
そこで今回は今注目の「TikTok LIVE」をテーマとしてウェビナーを実施しました。
VTuber、Vライバー活動でもっと活躍するチャンスが欲しい方、TikTok LIVEで活動したいけど、今からでも活躍できるのかどうか疑問に思っている方、TikTok LIVEで活躍したいけどなかなかコツが掴めないという方におすすめのウェビナーとなっておりました。
本ウェビナーの登壇者様のご紹介
今回のウェビナーの登壇者をご紹介します。
金井洸樹

2018年よりANYCOLOR株式会社にてVTuber事業立ち上げに従事し、キャラクターを用いたコンテンツの企画/運用、企業案件配信の企画などを担当。現在は株式会社uyetにてVTuberを用いた新規事業開発、プロモーション事業、マーケティング事業、VTuber支援事業を展開。またJA全農様と朝日新聞社様と連携してライブコマースイベントを開催。
陽咲にこ

今日も誰かの「最低な日も、最高な日に。」をモットーに雑談や歌、ゲーム配信、動画投稿をしている陽咲にこですっ!お仕事や学校を頑張っている大好きなみんなを少しでも笑わせたい、そんな想いで日々配信をつけています。私の枠に来る時は肩の力を抜いて、肩書きとかそういうものも全部忘れて大丈夫。「自分の好きな自分」で遊びに来てね!貴方の居場所は、ここにあるよ。ということで!配信で待ってるよ〜っ!
X:https://x.com/Hinatanico0929
TikTok:https://www.TikTok.com/@hinatanico
ウェビナーの内容について
本ウェビナーのテーマは「VTuber・Vライバーの集客」でした。
今回の記事では、SNS広告を活用して効果的に発信していく方法や人が集まるオーディション企画を設計するためのポイントについて、ウェビナーの内容を抜粋してご紹介します。
今流行りのTikTok LIVEとは?

金井TikTokは国内で2010年代ぐらいから流行り始めたと思うのですが、TikTok LIVE自体は2020年に導入された新しい機能です。
最近だと有名人がTikTok LIVEで配信したり、ライブコマースの機能が付いたりして話題になっていますよね。
TikTok LIVEは発見性や双方向性、収益性に優れたプラットフォームになっていて、機能をうまく駆使すれば初心者の方でも配信活動に挑戦できるプラットフォームです。
YouTubeとTikTokの機能的な違い


①アルゴリズム



皆さんも体験したことがあるかもしれないのですが、TikTokでとある動画を最初から最後まで視聴すると、その後に類似の動画が沢山出てくることってありませんか?



ありますね!



ありますよね。そこから分かるように、TikTokは視聴傾向による学習スピードが他のプラットフォームに比べて凄く早いんです。
②収益



TikTokではYouTubeのような動画再生数から入ってくる収益は一定の条件をクリアした方から順に実装されてる状況で、ライバーさんの場合はギフティングでの収益がメインになってきます。その点はIRIAMと似ていますね。
③配信画面の仕様



TikTokの場合はYouTubeショートのような縦型配信がメインなのですが、横型配信にも対応しています。なので、同じ配信枠で縦画面と横画面の両方を設定できるんです。これはIRIAMには無い機能で、初めてTikTokを使う方は驚くと思います。



私も最初びっくりしました!なんでもできるじゃんって!
④配信機能



YouTubeにはないライバー同士のコラボ機能やイベント機能があるので、ライバー同士が交流を深めたり、より応援されやすい機能が多く搭載されていることが特徴です。



TikTok LIVEはギフトギャラリーだったり、金井さんがおっしゃった機能以外にもギフトを送りやすい仕組みがあるので、初心者さんでもギフトをもらいやすいのではないかなと思います。
YouTubeとTikTokの文化的な違い


①ユーザー層と世代



YouTubeは30〜50代の利用者が多いのに対してTikTokは10〜20代の利用が多いため、TikTokはVTuberのメインファン層の利用者が多く、新しいファンを獲得するのに向いていると言えます。
②配信者



配信プラットフォームごとに、有名な配信者さんは異なります。ただ最近はYouTubeで活躍されているVTuberさんがTikTokで配信をやり始めるといった事例も多々あります。
③コンテンツ消費スタイル



TikTokの方がトレンドの動きが早い傾向があり、TikTokからYouTubeへ流行が移り変わるといった出来事は多く発生しています。TikTokは、10日程度でトレンドが変わってしまうくらい変化が早いプラットフォームです。
④ユーザーによる配信の見方



とにかくアクティブな利用者が多い印象ですね。距離感的にはYouTubeとIRIAMのちょうど間ぐらいかなって思ってます。



本当にそうだと思います。IRIAMは配信者さんと視聴者さんの距離感が近くて、TikTokもIRIAMと少し近しいような感覚がします。
ただIRIAMは閉鎖的である一方で、TikTokは開放的、その点はYouTubeとよく似ていると思います。
TikTok LIVEで伸びている方の共通点


①キャラの一貫性



一貫性がないと視聴者の方が一人のライバーの配信を見続けるのは難しいと思います。
なので、配信者自身が何を目指してるかだったり、その上でどういうスタンスで配信やってるのかだったり、配信者としての活動の統一感はとても大事だと思いますね。
この点がリスナーさんが配信者さんを応援するかしないかに大きく影響してきます。
②配信のリズム



ユーザーの離脱スピードがすごく早いんですよね。配信に入室してくださった視聴者さんが配信を見続けたいと思うようにしないといけないので、コメントのテンポや配信のリズムが重要になってきます。
③視聴者とのコミュニケーションを積極的に行う



この点はIRIAMと少し似ていて、YouTubeとは少し異なる点になってくるかなと思います。
TikTokの配信では視聴者との双方のコミュニケーションが重要になってきます。
よって、視聴者一人一人とお話をするという意識を持つことが大事です。
④短時間でも印象に残る演出・企画がある



結局のところ、視聴者の方に配信を視聴したいと思ってもらえるかどうかがとても大事になってきます。
コラボ配信など企画の面白さや珍しさでのフックではなく、普段の配信でも「もう少しみようかな」と思わせる工夫がとても重要です。
⑤トレンドやデータの活用



TikTok公式がトレンドやデータを公開しているので、それを活用してレコメンドに載るというのも人気を獲得する上でのポイントの一つですね。
TikTok LIVEで活躍するためには





配信時間や配信頻度を担保しながら、視聴者の方が配信に参加して楽しいと思える配信を行なっていると、おすすめに上がりやすいです。また、TikTokで開催されているイベントをうまく活用して、リスナーさんと一緒にコミュニティ単位で応援してもらえるような配信を作っていくと良いでしょう。
TikTok LIVEで気をつけた方がいいこと


①間を作らない



TikTokは配信に入室しなくても誰でも配信が見れる状態になっています。ふと見かけた配信に入室するかどうか、視聴者の方が入室前に考える時間が生まれるわけなのですが、この時間は大体2、3秒ほど。
よって、2、3秒でいかに視聴者の方の興味を引けるかが大事になってくるのですが、無言よりも楽しそうに盛り上がっている配信の方が興味をもってもらえると思うんですね。
なので、会話を途切れさせないことや間を作らないことは配信においての基本だと思っています。
②インタラクティブ性のないコンテンツは避ける



インタラクティブ性のないコンテンツは避けるというのはどういうことなのでしょうか?



ギフトを投げてもらったり、コメントを送ってもらったりするためには、リスナーさんにギフトやコメントを送っていただくきっかけを作らないといけないですよね。
例えば、1人で集中してプレイするゲームを配信で行うよりも、最近流行ってる「妨害マイクラ」などの視聴者参加型の企画コンテンツなどをうまく活用しながら、リスナーさんとの相互性のある配信にする工夫は必要だと思います。
あと、視聴者に対して視覚的に刺激を与えることも大事だと思っており、配信の中で動きを作ることを常に意識しています。



ユーザーさんがただスワイプして眺めているだけで終わっちゃう配信ではなく、なにかしらの形で配信に参加できたり、配信作りの一部に関わっていると思えたりするようなものをちゃんと配信の構成として作れるかというところが重要になってくるということですね。
③ギフトに対して謙遜しない



これは配信プラットフォームごとの文化の影響もあるとは思うんですけど、投げ銭って視聴者の方の負担になる行為なので、配信者さんの中には「投げないでほしい」「負担をかけたくない」という感情から、投げ銭を大きく喜べない方も一定数いらっしゃると思います。
ただTikTokではその感情が活動をする上で大きな障壁になってしまうことがあります。
ここ最近は投げ銭はリスナーさんにとって配信を楽しむための機能になっていますし、投げ銭の量が多いとおすすめ欄に配信者が紹介されるということもあります。
よって、TikTok上で活動するために投げ銭は欠かせないものであり、人気を獲得する上でとても重要なものになってきます。



私も「ギフトはいらない」みたいなことは1回も言ったことないですね。むしろ、いつでも365日24時間受け付けてますみたいなスタンスでやってます(笑)
たくさんの配信者さんがいる中で皆が同じような目的で配信をしているわけではないので一概にこうですということはできませんが、私自身配信活動に全力を注いでいて、中途半端な姿勢で配信を決して行なっていません。なので、これまでリスナーさんも全力で応援してくださいました。
また、たくさんの方に応援してもらっているからこそ、自分を下げる発言をしないようにしています。ライバーとして配信に立つのであれば、「自分の枠が1番最高だぞ」というスタンスでいつも配信に臨んでいます!
事務所選びで気をつけた方がいいこと





にこさんが事務所選びを行う上で、気にした方が良いポイントはありますか?



比較検討は絶対にするべきだと思います。後悔をしないために、各事務所さんの担当者の方に直接お話をお聞きしながらじっくり考えることが大事です。



それは本当にそう思いますね。
TikTok LIVE活動について陽咲にこさんに聞いてみた
TikTok LIVEの未来





TikTok Shopが搭載されることでTikTok上ではどんどんライブコマースが拡大したり、収益が多様化したりしていくことが予測されます。あとはアルゴリズムもこの数ヶ月で少しずつ解明されてくんじゃないかなと思っています。
ウェビナーにご参加いただきありがとうございました!
今回はTikTok LIVEを始めてみたいVTuberさん、Vライバーさんを対象にウェビナーを開催させていただきました。いかがだったでしょうか?ウェビナーにおいてご不明な点、詳しく知りたい点がございましたら株式会社uyetまでお気軽にお問い合わせください。
今後もVTuberに興味のある方やVTuber活用を検討している企業様・自治体様に向けて、お役に立てるようなウェビナーを開催したいと思っております。もしこういったウェビナーを開催してほしいというご要望がございましたら、お問い合わせよりご連絡ください。
また、VTuberウェビナーに登壇したい方がいらっしゃいましたら、お気軽にご相談ください。
今後も定期的にウェビナーを開催する予定ですので、ご興味がある方はぜひご参加ください。ウェビナーに関する最新情報は、uyet公式X(旧:Twitter)にて発信をさせていただきます。


















