3月28日に開催させていただいたウェビナー「サムネ悩みと今日で卒業!プロが直伝VTuberサムネ勉強会」ですが、沢山の方にご参加いただき、大好評の中で無事終了することができました。
本記事では、ウェビナー当日のレポーティングをさせていただきます。
ウェビナーを惜しくも見逃してしまった方やウェビナー内容を見返したい方は、是非最後まで記事をご覧ください!
今回開催のウェビナーについて
株式会社uyetでは、定期的に「VTuberNEXT」ウェビナーを開催しております。そこでまず「VTuberNEXT」について解説し、今回のウェビナーの概要をご紹介させていただきます。
“VTuberNEXT”について
「VTuberNEXT」では、VTuberの魅力をしっかりと発信し、業界外の方にもVTuberに興味を持っていただくためのきっかけを作れるよう定期的にウェビナーを開催します。
本ウェビナーでは、現在VTuberがどのような活躍をしているのかや、VTuberの知られざる魅力について発信を行うことにより、多くの方にVTuberの魅力について知っていただき業界の盛り上がりに繋げていきたいと思っております。
▼VTuberNEXT公式サイト
https://uyet.jp/vtubernext/
本ウェビナーのテーマは「VTuberサムネイル」
サムネイル作成が上手くなりたい方向けに、VTuberが使用するサムネイルの作成方法や作成のポイント・コツについて解説させていただきました。
本ウェビナーのゲスト講師のご紹介
今回は、普段からVTuber向けにサムネイルを提供されている、グラフィックデザイナーの沙雨イニさんにご登壇いただきました。
褐色白髪が好きなグラフィックデザイナー。 VTuber向けにサムネイル等を提供している。約100種類のサムネイル素材が揃う、BOOTH『サムネイルの素材』を運営。2024年『VTuberデザイン大全』掲載。『VTuberスタイル』コラム掲載。
Xアカウント:https://x.com/ININIinNINI
本ウェビナーの内容について
今回のウェビナーですが、VTuberさんやクリエイターさんを中心に、たくさんの方々にお越しいただきました。
こちらの記事では、ウェビナーの一部を抜粋してウェビナーの様子をご紹介させていただきます。
(今回も弊社の代表プロデューサー金井が進行担当をさせていただきました)
YouTubeから見た良いサムネイルとは?
―YouTubeプラットフォームの特徴とアルゴリズム

YouTubeは視聴者に長く見てもらえること、YouTubeから出て行かれないことが重要です。
なので、YouTube上では「多くの人が気になる動画」や「途中で離脱されない動画」が良い動画と言えます。



YouTubeでは、クリック率、視聴維持率、平均視聴時間などが大事です。そこでサムネが大きな役割を果たしていくわけです。
―配信でのクリック率を上げるサムネ作り



YouTubeの特性を考えると、サムネイルとしては「クリック率をあげられる」サムネイルが良いということが言えます。
具体的には、リスナーが配信を見る動機づけになっているか、またサムネイルを見てどんな配信をしているのか一目でわかると、サムネイルをクリックしやすくなるので良いサムネイルと評価されるでしょう。



そうですね。サムネを見て配信者がどんな配信者でどんなキャラクターなのかということを理解してもらえるのもとても重要だと思っています。



釣りサムネなどの誇張したサムネを使用すると、内容とサムネが釣り合っていないため、すぐに離脱されてしまいます。



とにかく見てもらいたい気持ちと中身が伴わないといけないという気持ちの葛藤は配信者あるあるですよね。



サムネと内容が乖離していくと後々苦しくなってしまう部分もあります。サムネ作りを試行錯誤している方ほど、サムネに内容が伴っているかというのを気を付けて欲しいです。
―サムネイルの役割とは



サムネはXの告知用画像としての役割もあります。
なので、Xのタイムラインに流れてきたときに、目につくことや内容が一目でわかるようなサムネが良いと言えますね。



そうですね。あと、Xでその配信者らしい画像が並んでいると、その方の印象が一目で見て分かるので、YouTubeに来てもらいやすいです。サムネイルは、配信者のブランディングとしてもよく使われています。
―サムネイルの役割と「良いサムネイル」について



視聴者に興味を持ってもらえて配信を期待してもらえる、かつ正しい情報を伝えられるサムネイルが良いサムネイルと言えますね。
イニさん流良いサムネとサムネ作成のコツ
―沙雨イニさんが考える良いサムネイル



サムネイルは、自分のキャラクターや世界観がすっと伝わるという点が重要です。世界観が伝わると、興味がある視聴者を集めやすく、チャンネル内にある色々な動画も見てもらいやすくなります。



情報が一瞬で入ってくるデザインは、動画内容や配信者がどういうテンションで配信をするのかが一目でわかるデザインのこと。その動画を見たい視聴者を集めやすく視聴率のキープにつながります。
―サムネイルの種類について



ブランディング的な要素が大きいサムネイルについては、イニさんはどのようにサムネイルをデザインされていますか?



これは難しいんですけど、文字を書きすぎると良くない時もあるんですよね。例えば、歌枠のサムネを作りたいときにマイクを持った立ち絵を入れれば、文字を書かなくても歌枠だと分かることが多いですよね。
情報が少なすぎるのもダメなのですが、情報過多すぎるサムネイルも良いサムネイルとは言えません。
―サムネイルを作る上で重要視していること



自分自身がテンションが上がるようなサムネイルで配信をすると、配信パフォーマンスが上がると思うので、私がVTuberさんのサムネイルを作成する際はそこを重視していますね。



確かにマーケティング的な視点も大事ですが、自分自身のテンションを上げるサムネイルにすることも大事ですよね。



VTuberさん側から言うと、テンションの上がるサムネを自分で作るか、外注することによって、配信のパフォーマンスが上がり、YouTubeで良い成績を残すことができるのでとても良いですよね。
―VTuber活動においてのサムネ作りについて



イニさんがVTuberとして活動していたら、サムネイルを作る際に何に気をつけますか?



どれだけ時間をかけずに作成できるかですね。配信者の方には、配信に全力を当ててほしいですし、サムネ作りに時間がかかりすぎるとテンションも下がりますよね。
なので、自分だったら色を変えるだけでいいようにテンプレート化したりしますね。



レイアウトが同じサムネだったりすると、シリーズであることなどがわかりやすいですし、統一感があると同一人物のサムネであることがわかりやすくなります。
色、色のトーン、フォントなどを統一するといいですね!



どの部分を変えれば違う企画に見えるか、同じシリーズでもどこを変えればマンネリ化しないかを考えて、サムネ作りなるべく少ない作業で済むようにしたほうがいいということですね。
―明日からできるサムネイル作りノウハウ



配信に集中するために、全部自分でやろうとしないことです!外注に限らず、テンプレートを使ったり、ほかの人のデザインを真似たりするといいかと思います。
逆に万全にしたいというときは外注に頼ると良いかと思います。



決して「サムネイル作りを諦めろ」ということではなくて、頼れるところは頼って、自身の注力する部分に力を注ぎ切ることが大事ということですよね。
ウェビナーへのご参加ありがとうございました!
今回は「VTuberサムネイル」をテーマにウェビナーを開催させていただきました。いかがだったでしょうか?
今後もVTuberに興味のある方やVTuber活用を検討している企業様・自治体様に向けて、お役に立てるようなウェビナーを開催したいと思っております。もしこういったウェビナーを開催してほしいというご要望がございましたら、お問い合わせよりご連絡ください。
またVTuberNEXTウェビナーに登壇したい方がいらっしゃいましたら、お気軽にご相談ください。今後もuyetでは定期的にウェビナーを開催する予定です。ご興味がある方はぜひご参加いただけますと幸いです。
(ウェビナーに関する最新情報は、uyet公式X(旧:Twitter)にて発信をさせていただきます。
▼ uyet公式Xはこちら
https://x.com/uyet_inc