1月30日に開催させていただいたウェビナー「コアファンを増やす!VTuberのためのX運用解説」ですが、多くの方にご参加いただき、大盛況の中で終えることができました。
今回の記事ではウェビナーの内容についてレポートさせていただきますので、ウェビナーを惜しくも見逃してしまった方や内容を見返したい方はぜひご覧ください。
今回開催のウェビナーについて
株式会社uyetでは、定期的に「VTuberNEXT」ウェビナーを開催しております。
そこでまずは「VTuberNEXT」について解説し、今回のウェビナーの概要をご紹介させていただきます。
“VTuberNEXT”について

「VTuberNEXT」では、VTuberの魅力をしっかりと発信し、業界外の方にもVTuberに興味を持っていただくためのきっかけを作れるよう定期的にウェビナーを開催します。
本ウェビナーでは、現在VTuberがどのような活躍をしているのかやVTuberの知られざる魅力について発信を行うことにより、多くの方にVTuberの魅力について知っていただき、業界の盛り上がりに繋げていきたいと思っております。
VTuberNEXT公式サイト:https://uyet.jp/vtubernext/
本ウェビナーのテーマについて

今回は「コアファンを増やす!VTuberのためのX運用解説」をテーマに、VTuberさんがXを運用してファンを増やすために押さえておきたいポイントについて詳しく解説しました。
本ウェビナーの登壇者の紹介
今回のウェビナーには、株式会社uyet 代表プロデューサーの金井洸樹が登壇しました。
【株式会社uyet】代表プロデューサー 金井洸樹

2018年よりANYCOLOR株式会社でVTuber事業立ち上げに従事し、キャラクターを用いたコンテンツの企画/運用、企業案件配信の企画などを担当。現在は株式会社uyetにてVTuberを用いた新規事業開発、プロモーション事業、マーケティング事業、VTuber支援事業を展開。またJA全農様と朝日新聞社様と連携してライブコマースイベントを開催。
金井の公式Xアカウント:https://twitter.com/MoveSkk
株式会社uyet公式サイト:https://uyet.jp/
株式会社uyet公式X:https://x.com/uyet_inc
本ウェビナーの内容について
本ウェビナーのテーマは「コアファンを増やす!VTuberのためのX運用解説」でした。
当日は、VTuberさんがXを運用する時に知っておきたいポイントについてお話しさせていただきました。
そこで今回の記事では、当日のウェビナー内容を抜粋してご紹介します。
◇Xのアルゴリズム改訂

金井2026年1月にXのアルゴリズムが改訂されたことが、X公式アカウントで発表されました。
今回のウェビナーでは、まずXのアルゴリズム改訂によって変わったことの概要とそれについての共通見解をお話しします。
その上でXのアルゴリズムをベースにどのようなアカウント運営やポストをしていくのか、そしてそれが一般の方々にどのように映るのかについて解説します。
◇ポストがおすすめされる仕組み





まず今回のXのアルゴリズム改訂をすでにご存じの方の多くは、アルゴリズム改訂についての情報がXのおすすめ欄に流れてきたことで知ったのではないでしょうか。
この「おすすめ欄に流れる」ということがアルゴリズムにおけるポイントです。
おすすめ欄は原則フォローの有無に関わらず、その人に合ったポストが自動的に流れるという形になっています。
例えば、Xの運用系やコンサル系のアカウントが流れてきてアルゴリズム改訂を知ったという方は、X側が普段の投稿やプロフィールの文章などのアカウントの個人情報をユーザー属性と照らし合わせ、興味を示しそうであると判断しているからです。
◇自分のエンゲージメント





アルゴリズムには、いいねやリポスト、ブックマークなど、ユーザーによるアクションが関係します。要するに、自身がX上で能動的に取っている行動は全て学習されているということです。
Xを眺めるだけでなく、リアクションをすることや特定のタイムラインを長く見る行動などがアルゴリズム側から特別な行動とみなされ興味があると判断されます。
このユーザーの行動を学習するスピードや学習の質の向上がXのアルゴリズムの変化となります。
◇自分のポストの内容





このような発信内容も、タイムラインに影響する可能性があります。
例えば「チーズバーガー」と投稿すると、チーズバーガー関連のポストが増えます。またリプライもポストと同様に学習されています。
加えて、ハッシュタグもXのアルゴリズムによって学習されています。
ただし、検索で反映されるタグは文頭から3つ目のものまでになり、それ以降のハッシュタグや長文の140文字目以降にあるものは検索に反映されないことになるため、載せる際には注意が必要です。
◇プロフィール





プロフィールに書かれているアカウント名やプロフィール文もアルゴリズムに反映されます。例えば、アカウント名に「VTuber」と入っている場合、VTuber関連の人とみなされ、それに結びついた投稿が回りやすくなることがあります。
また、配信で高頻度で行っているゲームなどの企画がある方はプロフィールに書くことを推奨します。
◇フォローされるアカウントは「何者か」が一目で分かる





基本的にXではプロフィールやポストの内容の学習によって、ユーザーとしての属性が判断され、VTuberやVTuber関連のポストをよく見ているユーザーに質の高い投稿や興味度合いの強そうな投稿が表示されます。
VTuberの皆さんは、VTuberに対する興味度合いや自身の投稿の質によって、おすすめ欄に流れてくるものが異なります。
例えば、プロフィールにはVTuberと書いてあるものの、VTuberさん自身の興味や発信の分野がそれと異なる場合には、VTuberに興味がある人に届けるアカウントとしては質が低いとみなされる可能性が高いです。
◇「クラスター」を理解する





アルゴリズムの革新概念として、「クラスター」があります。
これはTikTokにおけるアルゴリズムの仕組みに似ているのですが、「クラスター」というのは、興味関心の分野によってX側が似ていると判断したユーザーを同じ属性の集団として分類したものです。
よって、皆さんは同じVTuberであってもユーザーごとにポストしている内容や能動的に反応しているコンテンツに基づいて分類されます。
この分類はフォロワー数やアカウントの作成時期に関係なく行われ、同じクラスター内で質の高い発信をしている場合には小規模のアカウントでも投稿が流れやすくなります。
言い換えると、自分の属性を分かりやすく示して運用している方の投稿がより届きやすくなります。
◇フォロワー増加の5つのパターン





先ほどのアルゴリズムを踏まえた上で、そのクラスター内に刺さるような交流やポスト、アカウントの信憑性など、ある分野に対しての一貫性が高い場合には他のポストもおすすめされやすくなります。
もしVTuber活動に関連しない分野のポストを見たりする場合には、別のアカウントを使うことを推奨します。
◇クラスター戦略の重要性





クラスター戦略を意識して発信するにあたって、土台となるものが4つあります。
1つ目は、自分自身が何を発信している人間なのかを明確にすることです。
例えば、VTuberと言っても中心となるコンテンツや何に興味を持っているのかは人によってさまざまです。自分が何を発信し、どのようなコンテンツを提供しているのかをまず抽出する必要があります。
2つ目は、どのような人をターゲットとして発信しているのかを明確にすることです。
自身の提供しているコンテンツを見る人の属性と自身が発信を届けたい人がどのような人なのかを自分自身が何を発信している人間なのか明らかにした上、しっかり考える必要があります。
3つ目は、コンテンツのターゲットがどの集団に属しているのかを考えることです。
VTuberさんにも様々な方がいるように、リスナーさんもVTuber好きの中で様々な属性に分かれています。
4つ目は、VTuberの皆さんがターゲットとなるクラスターとどのようにつながるのかを考えることです。
ターゲットとなる属性の人とつながるには発信内容によって届けるアカウントを変えることや、自分のプライベートに関わる内容のポストをする際に活動と関連付けることで、プライベートを活かして発信を伸ばすこともできます。
◇拡散の基本メカニズム





基本的に、XのポストやTikTokの動画が拡散されるまでにはこのような仕組みになっています。
まずXのポストは、初期表示という自分自身が普段接している人やつながっている人といった似ていると判断された人に届きます。初期表示に対してリプライやいいねなどの反応が良ければ、X側から初期表示をしたユーザーと同じクラスター内に発信が拡散されます。
さらにクラスター内での反応が良ければ、隣接したクラスターやその外へとポストが届きます。VTuberの皆さんの中にはXでのポストのインプレッションが0から300くらいで止まったことがある方がいらっしゃると思いますが、これは初期表示以上には拡散されていないということになります。
自分とクラスターが似ているリスナーさんに、自身のポストを拡散してもらうことが効果的です。
◇クラスター向けポスト作成の原則





拡散の基本メカニズムを捉えた上で、重要となるのは広く届けようとすることではなく、特定の人に強く刺さる投稿をし初期表示を抜けることです。
例えば、IRIAMのVライバーさんであれば「枠回り」という単語は前提知識としてご存じかと思いますが、他のVTuberさんの大半はご存じでないことが多いです。
このように常識となるものがクラスターごとに違うため、クラスター内の情報や何に反応するのかが重要になります。自分の発信内容や反応しているポストは全て学習されていることを理解して、Xを運用することが重要です。
◇素材と味付けの理論





このように、基本的にはクラスターが興味を持つテーマに自分自身の面白さや実用性、共感を掛け合わせることでポストの質やアカウントの信憑性に繋がります。
この時に、日常系のポストをするよりも特定の集団に共感されやすいポストをする方が拡散という観点ではアカウントの信用につながるという点で効果的です。
また日常系のポストをする際でも自身の活動と結び付けて投稿することで、X側から「活動に関係のあるポスト」と判断される材料にすることもできます。
さらにこれらのポストを工夫して発信することで、初期表示の外にいる集団に届けることができます。
◇フォローしてる人のエンゲージメント





XのアルゴリズムにはVTuberをフォローしている人のエンゲージメントも反映されます。
フォロワーがよく見ているコンテンツや反応しているコンテンツが同じクラスター内で回る可能性があるので、エンゲージメントに注目することも重要です。
◇相手からのエンゲージメント





また、相手からの「いいね」や共通のフォロワーといったクラスター内での関係性も重要です。
同じ界隈で伸びている人に「いいね」をするなどしてアプローチをかけ、関係を構築することも表示することにはつながるので、「誰と同属性でありたいか」は非常に重要です。
X側に「自分と同属性である」と判断してほしい人をリストにいれ、まとめて「いいね」をすることもAIの学習の変化につながります。
◇特定の話題を見たくない時の対処法





活動アカウントではコンテンツを見る視聴者側としても、発信側としてもポストの一貫性を上げていくことが重要であるため、活動アカウントであまり見たくない話題は徹底的に弾くことを推奨します。
例えば、アンチに反応してそのポストを見てしまうとX側からアンチと同じ属性であると判断されることにつながってしまいます。
ミュートをするキーワードを編集することや、「このポストに興味がない」を選択することで見たくない話題は弾いていきましょう。
ウェビナーにご参加いただきありがとうございました!
今回は「Xを運用して集客をしたいVTuberの方」を対象にウェビナーを開催させていただきました。いかがだったでしょうか?
ウェビナーにおいてご不明な点、詳しく知りたい点がございましたら株式会社uyetまでお気軽にお問い合わせください。
今後もVTuberに興味のある方やVTuber活用を検討している企業様・自治体様に向けて、お役に立てるようなウェビナーを開催したいと思っております。もしこういったウェビナーを開催してほしいというご要望がございましたら、お問い合わせよりご連絡ください。
また、VTuberNEXTウェビナーに登壇したい方がいらっしゃいましたら、お気軽にご相談ください。
今後も定期的にウェビナーを開催する予定ですので、ご興味がある方はぜひご参加ください。ウェビナーに関する最新情報は、uyet公式X(旧:Twitter)にて発信をさせていただきます。


















